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MBAって何?メリットや費用は?MBAで学べることとMBAが生かせる職業

MBAと一言で言っても、どのようなことが学べるのか分かりにくいと感じる人もいるでしょう。またMBAを取得するメリットが分からないという場合もあると思います。MBAが取得できるスクールは日本国内にもありますが、海外MBAのほうが知名度が高く、費用に関しても大きな違いがあります。MBAとは何か、学んだあとにどのように生かすことができるのかを紹介します。

MBAって何?

●MBAの意味・MBA取得にあたって学べること

MBAとは「Master of Business Administration」の略で、日本語では「経営学修士」のことです。経営のプロフェッショナルを育てるためのカリキュラムで、実践に即した問題解決の方法を学ぶため、実際にさまざまな企業で起こった成功や失敗の事例を使った「ケーススタディ」を行います。

実例をもとに、より良い解決方法やどのような対応を取るべきだったのかなどを学生同士で話し合いながら学ぶため、MBA取得後は企業の即戦力となれるほか、経営学、ファイナンス、マーケティング、会計学、情報システムなどについての理論を総合的に学ぶことで、経営者に必要な専門知識を培うことができます。

●MBAの取得は難しい?ビジネススクールの入学難易度と期待されるスキル

MBAが取得できるビジネススクールは、将来有望なビジネスリーダーを育成する場です。経験を生かして「ケーススタディ」で深い議論を行えたり、MBA取得後に大きな活躍が期待できたりする人材が求められています。入学試験および面接で、自分の職務経歴や今後のビジョンをいかにアピールできるかが勝負でしょう。

また、インターンシップが必須である大学もあり、ただ入学して籍を置いていれば卒業できるわけではありません。卒業するために必要なTOEICの点数を設定している大学もあり、グローバルに活躍する人材であることも重要です。

●就職した企業からの奨学金でMBAを取得する人も

大手総合商社など、海外のビジネススクールへ社員を派遣している企業もあります。MBA取得にはお金と時間がかかるため、企業に入社してキャリアを積み、企業からの派遣でビジネススクールに行くのも一つの方法です。

名刺の肩書のためにしては高すぎる!?有名校でMBAを取得する場合

MBA, 何 (写真=PIXTA)

●アメリカのMBA

アメリカでMBAを取得するのにかかる期間は、多くの場合2年間です。費用に関しては、2019年度のハーバードビジネススクールを例に挙げると、学費が7万3440米ドル。それに加えて、家賃や食費、本代などを含めた費用の概算が、独身の場合で11万740米ドル、日本円にして約1200万円です。つまり2年間のMBA課程を修了する場合、2400万円程度かかることになります。

●ヨーロッパなどアメリカ以外のMBA

フランスの有名校INSEAD(インシアード)にフルタイムで通ってMBAを取得する場合、期間は10カ月で、費用は8万5500ユーロ、日本円にして約1050万円です。

米国と比較して期間が比較的短い理由は、基本的なビジネスの知識をすでに習得した人を対象としているためです。例えばINSEADにおける学生の平均就業年数は6年で、ある程度社会人経験がある人向けのカリキュラムと言えるでしょう。

●日本のMBA

日本におけるMBAの多くは2年間の学習を必要としますが、グロービス経営大学院では単科生制度を設けています。まずは単科で受講を始めてみて、一度様子を見てからMBAを取得するための本科へ入学することが可能です。

また、早稲田大学では英語での履修が基本で、グローバルなレベルでの教育を強みとしています。早稲田大学のビジネススクールに全日制の学生として通う場合、学費は2年間で合計372万6000円です(2019年度入学)。海外でMBAを取得する場合と比べると、かなり割安と言えるでしょう。

費用面でも人気が高まるオンラインMBA

●オンラインMBAのメリット

オンラインMBAのメリットは、仕事を辞めたり、休職したりする必要がなく、MBA取得期間中も収入が確保できるということ。また、学費も大幅に抑えられる場合が多く、コストを最小限にすることが可能です。

●有名校のオンラインMBA

アメリカの大学をさまざまな角度からランキング化している「U.S.News」の2020年度版MBAランキングで、25位にランクインしているフロリダ大学。学力が高いことで定評があるフロリダ大学は、1999年よりオンラインによるMBA教育を開始しました。

フロリダ大学は、完全オンラインによるMBA取得をもっとも早く可能にした学校の一つです。そのためオンライン教育の歴史が長く、オンラインMBAのパイオニア的な存在です。学生がキャリアを犠牲にすることなく、MBAを取得できるように考えられたプログラムとして人気を集めています。

転職にも有利!MBA取得を生かせる3分野

MBA取得を生かせる分野にはどのようなものがあるでしょうか。経営戦略を重点的に学んだ場合は、コンサルティングや企業の経営企画部などでの仕事に役立てることができます。ファイナンスや会計に特化した場合は、企業買収などを行う投資銀行での仕事に生かしやすいでしょう。

マーケティングを専攻した場合は、広告業界やPR関連の仕事に就くことも可能です。

MBAホルダーである女性の活躍

●大槻奈那氏

東京大学文学部卒業。邦銀に就職した後、イギリスのロンドン・ビジネス・スクールにてMBAを取得しました。MBA取得後は外資系金融機関などにアナリストとして従事し、現在はマネックス証券の執行役員として活躍しています。

●崔真淑氏

神戸大学経済学部を卒業した後、一橋大学大学院にてMBAを取得。現在は同大学院の博士課程に在籍しながら、エコノミストとして情報配信を行う会社を経営しています。

●勝間和代氏

当時最年少の19歳で会計士の資格を取得し、慶応義塾大学商学部在学しながら監査法人に勤務したという経歴の持ち主。早稲田大学にてMBAを取得し、コンサルティングや投資銀行での勤務を経て独立しました。中央大学ビジネススクールの客員教授としても活躍しています。

●八塩圭子氏

上智大学法学部を卒業後、株式会社テレビ東京に入社しました。記者として勤務したのちにアナウンサーとなり、ニュース番組からバラエティー番組まで出演し幅広く活躍。同社を退社後、法政大学にてMBAを取得。現在はフリーアナウンサーをしながら執筆活動を行っています。

自分らしくMBAを生かす

MBAが取得できるビジネススクールでは、経営学だけでなく、経営に必要となるコミュニケーションスキルや思考法を学ぶことができます。MBA取得後、それらの知識をどう生かすかは自分次第です。しっかりとした目的意識をもって、自分らしいキャリアを構築しましょう。