シゴト・オトコ・キレイ-オンナ目線のキュレーションサイト

7月24日は土用の丑の日!ウナギだけじゃない「夏の体力回復食材」

土用といえば、土用の丑の日が馴染み深いですよね。2015年は7月24日(金)と8月5日(水)が土用の丑の日。この日はうなぎを食べると健康でいられるといいますが、そもそも、なぜうなぎを食べるのでしょうか。

以前も『美レンジャー』にご登場いただいた、薬剤師で漢方薬・生薬認定薬剤師の村上百代さんによると、夏の土用は暑さが厳しく、昔から精のつくものを食べる習わしがあったとのことです。今回は、うなぎの栄養価についてお伝えします。

 

■土用は年に4回 

村上さんの著書『年をとるほど健康になる人、なれない人 薬剤師が教える薬を飲まない「ずくなし」健康法』では、土用は“陰陽五行においては立春、立夏、立秋、立冬、それぞれの前およそ18日間。それぞれの季節の変わり目であり、体を調整する時期”と紹介されています。 

夏の土用は今年は7月20日~8月7日。きゅうりやすいか、冬瓜、ゴーヤ、かぼちゃなどの瓜類は、栄養素が高く、体の熱をとったり、利尿作用を促したりするなど、体のバランスを整えてくれる食材です。 

 

■土用の丑の日はなぜうなぎ? 

前述の通り、夏の土用は暑さが厳しく、精のつく食べ物を食べる習わしがありました。

「もともとは土用しじみ、土用もち、土用卵などといわれ、こうした食べ物がよく食べられていました。また瓜、梅干し、うどんなど“う”のつくものが夏バテを防止してくれるという民間伝承もありました」(村上さん)。

そんななか、「夏になるとうなぎの売り上げが落ちる」と、鰻屋に相談された発明家であり科学者の平賀源内が、「本日、土用丑の日」と書いたコピーを店に貼り出し、そこから「土用の丑の日はうなぎの日」となったと言われています。

 

■うなぎには美肌効果も 

うなぎをこの時期に売り出そうとしたのは、ただの当てずっぽうだったわけではありません。うなぎにはビタミンA、B1、D、E、不飽和脂肪酸のEPA、DPA、そしてたんぱく質などの栄養が豊富に含まれていて、夏の栄養不足にもってこい。 

「特にビタミンB1は疲労回復効果があり、ビタミンEには抗酸化作用があります。また、うなぎの皮の周囲には、コラーゲンが含まれており、肌へのよい影響にも注目が集まっています」と村上さん。

 

年々、天然もののうなぎを食べるのは難しくなっていますが、夏は体力を消耗しやすいうえに食事も単調になりがち。夏バテ防止のために、土用の丑の日は夏の体に必要な栄養価の高いものを摂りたいですね。

 

【参考】

※  村上百代(2014)『年をとるほど健康になる人、なれない人 薬剤師が教える薬を飲まない「ずくなし」健康法』(自由国民社)