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30代以上の転職に有効な「マネジメントスキル」のアピール方法【森本千賀子の転職アドバイス】

マネジメント力をアピールする方法

「そんなこと言われても、管理職に就いたことがないから、マネジメントなんて経験していない」と思うかもしれません。

しかし、管理職の肩書を持ったことがなくても、マネジメント力をアピールする方法はあります。例えば、以下のような経験をお持ちではないでしょうか。

  • 何らかのプロジェクトで責任者を務めた ※「部署内の業務効率化施策」などでもOK
  • 社内勉強会や社内イベントの幹事を務め、運営や進行を仕切った
  • 多人数が参加する会議のファシリテーターを務めた

こうした役割を通じて、企画立案、スケジュール管理、さまざまな関係者との折衝・調整などを行っていることでしょう。これも「マネジメント経験」といえるものであり、アピール材料になり得ます。

ただし、「こんな役割を務めました」だけを伝えるのでは不足。次のポイントを整理してみてください。

  • どんな課題意識、目的意識を持っていたか
  • 課題に対し、どんなプランを立てたか
  • どんな工夫をしたか
  • メンバーをどのようにリードしたか/メンバーのモチベーションをどのように高めたか
  • どんな人を巻き込み、協力を得たか
  • どんな成果を挙げたか
  • これらの経験から、どんなノウハウ・スキルを身に付けたか

こうした経験を職務経歴書や面接でアピールすれば、管理職の肩書はなくても、「マネジメントの素養、スキルを備えている」との評価を得られる可能性があります。

社外での「マネジメント」経験もアピール材料にする

会社でマネジメントらしいことをした経験がない……という方は、プライベートでの活動を思い出してみてください。

例えば、趣味のサークルやアクティビティ、子どもがいるママであれば、ママの集まりやPTAなど、何らかのコミュニティで「マネジメント」に近い役割を引き受けたことはないでしょうか。

例えば、ある方の場合、居住しているマンションの自治会で理事を務めていました。数百世帯が住む大規模なマンションです。住民が交流する活動やイベントなどが盛んなのだそうで、その方は、いわば「実行委員」のような役割を担っていたのです。

住民は、高齢者層からファミリー層まで多様。当然ながら、職業などのバックグラウンド、価値観、志向もさまざまです。そんな多様性に富んだ住民のコミュニティを取りまとめるのですから、高度なコミュニケーション力、折衝力、調整力が欠かせません。

その方は、勤務する会社で管理職の経験はありませんでしたが、転職活動の際、「マンション理事」の経験をアピール。それがプラス評価を受け、新規部署の立ち上げ責任者として採用されたのです。そして1年も経つ頃には、10数名規模の組織のマネジャーに就任されました。

 

このように、社外での活動で、ビジネスにも通じるスキルを発揮しているケースは多いものです。それも転職活動の武器になり得ますので、ぜひ活用してください。

 

構成/青木典子

【森本千賀子の転職アドバイス】