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3位「ゆとり世代だなあ…」新社会人がやる気を失う先輩の言葉1位は?

新年度が始まって約3ヶ月。社会人1、2年生は毎日学ぶことばかりですが、先輩の一言で「よし、もっと頑張ろう!」とモチベーションが上がったり、「もうダメ……辞めようかな」などと落ち込んだりしてしまうこともあるでしょう。

ではルーキーたちは、先輩のどんな言葉に一喜一憂しているのでしょうか?

この春から働き始めた、または就職してから1年が経つ20~29歳の男女1,000人を対象に実施された、ソニー生命保険の「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果をご紹介します。

落ち込んでるとき“先輩に言われたらやる気が出る言葉”ランキング 

調査では、「落ち込んでいるとき(仕事で失敗したときなど)に、先輩社会人に言われたらやる気に火がつくセリフは何か(複数回答:3つまで)」と尋ねました。すると、

5位・・・「失敗は誰にでもあるよ」(全体21.7%/女性22.0%/男性21.4%)

4位・・・「一緒に頑張ろう!」(全体22.2%/女性23.6%/男性20.8%)

3位・・・「頑張ったんだね、ありがとう」(全体27.8%/女性38.0%/男性17.6%)

2位・・・「困ったことがあったらいつでも相談して」(全体28.7%/女性32.2%/男性25.2%)

1位・・・「次からはこうしようか(改善策を指示)」(全体35.4%/女性38.0%/男性32.8%)

という結果に。

1位は「次からはこうしようか」と言って改善策を指示してくれること。間違いだとは伝えても、責めずに次からのやり方を教えてくれるとありがたいですね。試行錯誤せずに済むので、裏を返せば新人にとってはちょっとラクな言葉かもしれません。

2位は「困ったことがあったらいつでも相談して」。相談に乗ってくれる人がいると思うと、頼もしく感じるもの。失敗も未然に防げそうです。

そして3位は「頑張ったんだね、ありがとう」。たとえ失敗しても、努力は認めてくれたと思うと「次も頑張ろう」という気になります。

ランキングを男女別に見ると、先輩にかけて欲しい言葉は男女で微妙に異なるようです。

女性は上記1位と3位がともに38.0%でトップだったのに対し、男性の最多は上記1位だったものの、2番目に多かったのは全体6位の「責任は俺が持つよ」(25.8%)でした!

これでは、「自分が失敗した責任を取りたくないのでは」とも受け取られそう!?

先輩に言われたらやる気をなくす言葉は?

では、社会人ルーキーたちが「先輩にこう言われるとやる気がなくなる……」と思うのはどんな言葉でしょうか?

「先輩社会人に言われたら、やる気が奪われるセリフは何か(複数回答:3つまで)」と尋ねると、下記の結果となりました。

5位・・・「私が若いころは○○だったのに」(全体22.9%/女性25.2%/男性20.6%)

4位・・・「そんなことは常識でしょ」(全体24.0%/女性25.0%/男性23.0%)

3位・・・「ゆとり世代だなあ」(全体33.4%/女性38.0%/男性28.8%)

2位・・・「やる気ある?」(全体35.4%/女性36.6%/男性34.2%)

1位・・・「この仕事向いてないんじゃない?」(全体38.9%/女性43.4%/男性34.4%)

こちらでは男女の回答は順位こそほぼ同じですが、割合がかなり異なっています。全体的に、女性のほうが先輩の言葉で感情的に傷つきやすい……と言えそうですね。

要注意! 上司や雇用主の性差別発言

さて、ここで注目したいのが「やる気が奪われるセリフ」の10位に全体11.9%でランクインした「女/男だからしょうがないね」という言葉。

女性側の割合が17.2%と高く、男性は6.6%となっています。

このような言葉は、英語では“Sexism(セクシズム)”、日本語では“性差別主義”と呼ばれる考え方から発せられることも多く、厚生労働省によると、性による差別は男女雇用機会均等法に抵触する可能性もあるそうです。

<事業主が、男女労働者を、募集・採用、配置(業務の配分及び権限の付与を含む)・昇進・降格・教育訓練、福利厚生(※)、職種・雇用形態の変更、退職の勧奨・定年・解雇・労働契約の更新において、性別を理由に差別することは禁止されています。>

上司などから「結婚までの腰かけだと思ってるんでしょう」「女性にはできない仕事だから」「子どもが生まれたらどうせ辞める」などと、男女雇用機会均等法に反するようなことを言われて会社に相談しにくい場合、全国にある都道府県 労働局雇用均等室に無料・匿名で相談することができ、場合によっては調停も可能だそうです。働く女性としては、覚えておいて損はなさそうですね。

以上、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果と“性差別のような発言をされたときの対処法”でしたが、いかがでしょうか?

社会人になりたての新入社員は、失敗も多いでしょう。あなたが先輩や上司である場合、イラッとして思わず心ない言葉を浴びせてしまうこともあるかもしれませんが、「自分もこんな感じだったな~」と優しい目で見て、後輩をしっかり指導してあげたいものですね!

【参考】

※ 男女雇用機会均等法のあらまし ‐ 厚生労働省

※ 社会人1年目と2年目の意識調査 ‐ ソニー生命保険