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貴社か御社か…迷いがちな「まぎらわしいビジネス言葉」正解はどっち?

メールでも書類でも、文章を書いている途中で、正しい言い回しがわからずに、はたと止まってしまうことがないだろうか?

日本語は難しいもので、普段なにげなく使っているビジネスシーンでの言葉が、ひょっとすると間違っていることもあるので注意が必要だ。

もしも、目上の人に誤った言い回しが書かれている文書を送れば、一瞬にして“仕事デキない子”のレッテルすら貼られかねない。

そこで今回は、20代から8年間市議を務めてきた筆者が、ビジネスシーンで使うことが多い割に、誤って使われがちな言い回しを2つ、ご紹介しよう。

 

■1:十分/充分

「●●はじゅうぶん足りています」などと表現したい場合に、あなたはどちらの表現を用いているだろうか?

「十分」は100%という意味、「充分」は満足しているという意味で使われるのが一般的とされているが、現代では、どちらの表記を用いても誤りではないという解釈が強いようだ。文化庁の解釈では次のように明記されている。

<「十分」と「充分」――いずれも普通に行なわれている。憲法では「充分」を使っている。本来は「十分」であって,「充分」はあて字である。また,「十」のほうが字画も少なく,教育漢字でもあり,「充」はそうでないことなどからも,漢字を使うとしたら「十分」を採るべきであろう。しかしながら,最近では,この語はかな書きにする傾向がある。>

現代において、正式な文書で迷った際には、ひらがな表記にしておくのが無難といえそうだ。

 

■2:貴社/御社

相手の会社を言い表したい時、あなたはどちらの表記を用いることが多いだろうか?

この違いを一瞬で使い分けるポイントは、“書き言葉”か“話し言葉”かの違いにあるのだ。

一般的に、書類や書面で表すときには“貴社”で、問い合わせや連絡など直接会話をするシーンでは“御社”を用いることが推奨されている。

会話で“貴社”を使用すると“帰社”など紛らわしい言葉も存在することから、より相手に明確にわかるよう表現することも、大切なコミュニケーションスキルといえるだろう。

 

以上、誤って使われがちなビジネス用語の正しい使い分けポイントを2例ご紹介したが、いかがだろうか?

いずれも普段、ビジネスシーンで頻繁に目にする表記だが、どんなシーンでどの表現を用いればいいのか、考え悩んむこともあるだろう。

日本語は時代とともに変移するものだが、解釈を理解しておくことで、余計な赤っ恥をかかずに済みそうだ。

 

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