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自分の「正しさ」ばかりにこだわる人に伝えたいこと【DJあおい】

DJあおいさんと「仕事がデキること」について考えていく連載「私は仕事ができない。」57回目のボヤきは「仕事における“正しさ”って何だろう?」です。

【今週のボヤき】

新人を指導する立場にいます。毎年のように新人や後輩を指導していて思うのが、男女問わずせっかく優秀なのに自分の「正しさ」ばかりを主張して損をしている子が一定数いるなあということです。

彼(彼女)らは、言っていることは「正しい」のですが、「正しさ」にこだわるあまり相手とぶつかることが多く、せっかくのチャンスを逃してしまうことも。「少しは歩み寄るのも大事だよ」と言っても「正しいのはこっちなのだから譲れません」と主張するばかり。どう指導したら良いのでしょうか?

絶対的な 「正しさ」なんてない

「正しさ」なんて立場によって移ろうもので、一方向から見た主観に過ぎないものだったりするんですよね。

争い事なんてどちらの正しさも間違えてはいないことが多く、異なる正しさがぶつかったものが「争い」というものなのかもしれません。

ですのでどちらが善なのか、どちらが悪なのか、そんなことで争っていても答えなんて出るはずもなく、善悪を決めるのなら「勝ったほうが正義」にするしかなくなってしまうんですよ。

勝ったほうが正義なら主義主張の正当性なんて関係なく、上の立場の人が勝ってしまうわけで、そんな正しさの決め方で割りを食うのは結局は立場が弱いほうになってしまうんですよね。

そのやり方は本来上の立場の人がパワハラで使用することが多く、だからこそ「正しさ」というものは他者を弾圧する武器として使用してはいけないものなんです。

それを下の立場の人がやっても力で跳ね返されるだけで、それがどんなに正当性のある主張であっても、そのやり方では泣き寝入りするしかなくなってしまうというわけです。

まずは相手の主張に耳を傾けよう

下の立場であるからこそ「正しさ」という主観に囚われず、正しさのぶつけ合いではなく正しさの話し合いに持ち込まなければならないわけですね。

自分の主張を聞いてもらいたいのなら、まずは相手の主張に耳を傾け理解すること。そうすることによってやっと自分の主張を聞いてもらえる準備が整うんですよ。

口からではなく耳から入るのがコミュニケーションの鉄則ですからね、まずは上の立場の人がそれを体現して見せてあげ「コミュニケーション」というものを教えてあげればいいと思いますよ。

意見が違ってもいい

とはいえ、自己主張をするのは決して悪いことではありません。

改めなければならないのは異なる意見を受け付けない姿勢。

「異なる」というだけで善と悪、正と誤、好きと嫌いに分けて隔たりを作らないことが重要。

「意見が違ってもいいんだよ」ということを話し合い続けることが「教育』というものですからね。