シゴト・オトコ・キレイ-オンナ目線のキュレーションサイト

男女でギャップ! 2位は妻8:夫2…共働き夫婦の「家事分担率」1位は

厚生労働省の統計によると、日本の共働き家庭の数は、昭和55年度の約600万世帯から平成26年度には1,114万世帯になり、なんと倍近くまで増加しています。逆に専業主婦家庭は減少の一途をたどり、平成26年度には687万世帯まで減りました。

そこで問題になるのが毎日の家事。「共働きなら当然家事も分担」と思うのはどうやら間違いで、未だ妻が家事の多くを担当する場合が多いようです。

今回は、そんな現状を探るため、大和ハウス工業が全国の20~40代の子持ち共働き夫婦600人を対象に実施した「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」の結果をご紹介します。

家事分担率最多は「夫1割、妻9割」

まず、共働き夫婦たちに「あなたの家庭での家事分担の割合はどの程度ですか(単一回答)」と尋ねたところ、全体では「夫1割、妻9割」と答えた人が最多で28.2%。次に「夫2割、妻8割」(22.5%)、「夫3割、妻7割」(19.2%)という結果となりました。

しかし、「妻10割」という家庭が11.0%も……!ここで男性と女性の統計を別に見ると、夫側は「妻10割」が4.3%、「夫1割、妻9割」が19.0%と低いのに、妻側は「妻10割」が17.7%、「夫1割、妻9割」が37.3%と、夫婦間で認識に大きな違いがあることが分かります。

夫が「オレは家事をしている」と思っていても、妻は認めていない……というケースが少なくないよう。

とくに40代ではその傾向が顕著に表れており、妻側が「妻10割」と思う率がなんと23.0%で全世代で最多! 「夫1割、妻9割」との合計は64.0%という結果になりました。夫側の合計は40.0%で男女間でその差が大きいことが気になります。

夫が家事をしない! そのとき妻はどうしたか

さて、『BizLady』の過去記事「夫の“ゴミ捨て”は家事のうち…?家事分担と負担を減らすテクニック」でご紹介したように、夫が担当することが多い家事ランキングでは1位が「ゴミ捨て」、2位「お風呂掃除」、3位が「食器洗い」という結果だそうです。

何をしてくれても“助かる”ことに違いありませんが、「ゴミ捨て」だけでは家事全体の1割にもならなさそう。では、世の働く妻たちはどのようにして夫婦の家事問題を解決しているのでしょうか?

筆者の周りの働くママたちに尋ねました。

(1)家事を家事として考えない

夫は救急隊員、妻は美容師というKさん夫婦。

「夫の勤務時間が不規則なので、“家事を○%してもらう”という考えはもうあきらめました」と話します。

「担当を決めず、そのとき家にいるほうがするべき家事をしておくルールなので、私の場合は気持ちが楽になります」とのことです。

(2)自分が家事をする分、生活費は夫主体

夫がセールス、妻が自宅でビジネスをするAさん宅。夫婦には子どもが4人いるため、子育てはどうしても普段家にいる妻が中心に行うことになるそうです。

「でも夫の収入に比べると私の収入は5分の1程度。だから私が家事・育児をほとんどしている分、自分の収入はそのまま貯金したり好きなことに使って、夫の収入で暮らしています」とのこと。

自分の収入を全部自分のものにする、というのは極端にしても、妻が家事を多くしていて夫が分担してくれない場合、その分夫の生活費負担を増やす交渉をしてみるといいかもしれません。

以上、20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査でしたが、いかがでしょうか?

共働きでも、家事をきっちり半々に分けようと頑張りすぎると、「○○をやっていない」などと言い合うケンカに発展してしまう恐れも。できるほうが可能なときにきちんとやる習慣をつけ、夫婦で助け合いたいものですね。

【参考】

※  20代から40代の共働き夫婦の「家事」に関する意識調査 – 大和ハウス工業

専業主婦家庭と共働世帯の推移 ‐厚生労働省