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男の胃袋を掴む者が、恋愛を制する理由を、ドラマ『家政夫のミタゾノ』に学ぶ

ドラマに学ぶ、恋愛テクニック【第42回】

古今東西、『男を掴みたいなら、胃袋を掴め!』と言われていますが、現代でも昔ながらの『肉じゃが』で男心を掴むことができるのかを、ドラマ『家政婦のミタゾノ』に学びます!

 

ドラマ【家政夫のミタゾノ】

松岡昌宏さん扮する女装家政夫・三田園薫は、家事スキルは完璧だけど、家政婦の域を超え、依頼人の家庭の裏事情を盗み見て、更に膿を出し切ることで、本来の幸せな家庭に導いていく最恐の家政夫シリーズ。

現代の肉じゃが神話

女装家政夫のミタゾノ(松岡昌宏)が派遣されることになったのは、100年に1度の美人すぎるキャリアウーマン姉妹として人気の三ツ輪姉妹のご自宅。父親が創業した『ミツワハム』を引き継いだ公子(青山倫子)と沙織(知花くらら)姉妹ですが、実は経営は破綻寸前で、最後の手段として玉の輿婚を目論んでいました。狙った獲物は資産100憶円とも言われる神山総合物産のイケメン御曹司・神山章一(桐山漣)。

 

家に招くところまで段取りをつけ、家政夫のミタゾノに章一が好きな家庭料理を作るように命じます。ミタゾノが作ったのは、お約束の『肉じゃが』。今どき、肉じゃがを作ってもらって喜ぶ男性が存在するか微妙だと思っている女性は少なくないはずですが、その予想通り、章一の好物は日本の家庭料理ではなく、幼少期に過ごしたフランスの家庭料理だったのです。ミタゾノが急いで冷凍パイシートととろけるチーズを利用して、肉じゃがをキッシュに作り替え、なんとか章一に満足して帰ってもらうことができました。

 

このように、中途半端な知識で胃袋を掴もうとすると、大失敗をしかねないので、手料理を振舞う前には、男性が好きな料理や味付け、また彼の母親の料理の腕前のレベルなども事前にリサーチすることが大切です。

 

男も女も胃袋に弱い

胃袋を掴むことが、男心を掴むことにつながるという定説の根拠としては、『家で美味しい料理が準備されていると、寄り道せずに帰宅する男性が多く、浮気防止になる』と言われてきました。しかし、共働きがメインの今の時代、平日に毎日手の込んだ美味しい料理を作って夫の帰りを待つ余裕がある妻は少数派。また、男性の収入に関わらず、働き続けたい女性も増えている為、料理上手であることを当然のように求められるのは重荷と感じる女性も多いはず。

 

一方で、胃袋を掴まれると弱いのは女性も同じで、積極的に『好き』という感情を抱いていなくても、毎回美味しい食事をご馳走してくれる男性からの誘いは断らない女性が殆どですし、実際に美味しいお酒と食事で胃袋が満たされると、その相手と過ごす時間が、とても心地よく、そして楽しく感じるものです。

 

食べることは、生きること。『好きな食べ物が同じ』だったり、『食事の趣向が似ている』ことは、人柄には無関係だから、好意を抱く理由にならないと思われがちですが、頭で考える前に、本能が求めている人とも言え、だからこそ結婚式のファーストバイトで、お互いにウェディングケーキを食べさせ合うというのは、古今東西共通の愛の誓いとなっているのです。

現代の肉じゃが神話

男も女も、胃袋を掴まれると、その相手から離れられなくなるとはいえ、女性ばかりが、かいがいしく料理を作って、男性に奉仕する時代ではありません。働く女性が無理をせず、ストレスをためることなく、男性に料理を作ってあげる為には、外での食事と家でのご飯の割合が大切です。

 

男性に外で美味しい食事をご馳走してもらったら、今度は自分で再現できるようにトライしてみる。プロの料理と同じレベルにはできずとも、料理の腕を上げようと努力していることは伝わりますし、賢い男性ほど『投資のしがいがある』と感じ、快く外に連れ出してくれ、結婚も具体的に検討してもらえるようになります。

男性の胃袋を掴むと同時に、自分の胃袋も満たしてもらえる女になる。それこそが、現代の恋愛における本当の意味での肉じゃが神話……否、胃袋神話と言えましょう。