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殺してほしい人がいるのはなぜ?その心理的背景と対応策

1:掲示板でも見かける「殺してほしい」という悲痛な声

筆者はあまり、インターネット上の掲示板などを見る機会がないので、どのくらい「殺してほしい」という書き込みがあるかは、正直わかりません。

ですが、いろいろな人から話を聞いたり、メディアなどで紹介されている様子から考えると、それなりの割合がいることは間違いないでしょう。そうした声が犯罪につながったというケースもありました。

では、どうして「殺してほしい」と思うのでしょうか

 

2:殺してほしい…追い詰められる人の心理

殺してほしいというのは、言い換えれば「死にたい」ということです。死を選ぶには、“自殺(自死)”という手段もあるでしょう。ですが、かなりの勇気がいることですし、自分で死を選ぶなんてことはおいそれと簡単にできることではありません。そのため、誰かの手を借りて死にたいと願うのかもしれません。

では、そこまで追い詰められてしまう人の心理とは、いったいどんなものなのでしょうか。

(1)まじめすぎる性格

まじめな人ほど、追い詰められてしまいます。というのも、精神的にも肉体的にも自分の限界を超えたときでも、手抜きをしようとしないからです。プロのアスリート選手で、自分を追い込みすぎてしまう人がいますが、肉体的な場合だと怪我くらいですみます。ですが、精神的に追い込みすぎてしまうと、目に見える形で限界がわからないので、気づいたときには大きな問題になっているのです。

(2)理想が高い

理想が高い人というのも、追い詰められやすいかもしれません。というのも、「こんなんじゃダメだ」と現状に満足することがなく、結果的に「こんなこともできない、私ってなんてダメな人間なんだろう」と自分を否定してしまいます。そして結果的に、自分を受け入れることができず「私みたいな人間が生きていてもダメだ」と思うようになるのです。

(3)無力感が強くなる

普通は死にたいと思うくらいストレスがかかると、その場から逃げ出して現実逃避をしたり、スポーツや暴飲暴食などでストレス解消をしようとします。いずれにしても、ストレスをこれ以上受けないようにしようという、軽くしようという行動をするわけです。ですが、あまりに長い間ストレスにさらされてしまうと、こうした行動をしなくなります。

例えば、残業時間が常識を越えているようなブラック企業とわかっていてやめられなかったり、極端な場合でいえば、誘拐されたりしたときに逃げ出そうとしなかったりする場合です。この背景には、極度の無力感が影響しています。

 

3:殺してほしいと言われたらどうればいい?

もしあなたが、友達や家族や恋人から、殺してほしいと言われたらどうするでしょうか。笑って「またまた、そんな冗談言って!」と軽く流すでしょうか。もちろんそれもひとつかもしれません。シリアスにとらえすぎないことも、時には大切です。

それ以外にも、いい対応方法はあるのでしょうか。

(1)相手の話を聞いて、否定しない

どうして殺してほしいと考えているのか、まずはその訳を聞いてあげましょう。そのとき、否定をしたり、うかつなアドバイスはやめましょう。何より大事なことは、まず話を聞いてあげること。そして、受け止めてあげることです。

(2)専門家のところに付き添ってあげる

筆者も、心理カウンセラー(臨床心理士や公認心理師)ではないので、正直なところ、今回のコラムのテーマでアドバイスをすることはできません。本当に悩んでいる人は、専門家の力を借りることが大事です。

ですが、なかなか専門家に会いに出かけるのは簡単なことではありません。自分から出かけられるうちは、まだいいのです。なので、「殺してほしい」と言われたら、相手の話を聞いてあげて、一緒に専門家に会いに行ってあげましょう。

(3)味方であることを伝える

専門家のところに行ったからといって、専門家任せでいいかといえば、そうではありません。あなたに「殺してほしい」と言ったことは、それだけあなたを信用していることのあらわれである可能性も。なので、あなたがどんなことがあっても、その人の味方であると言うことを明確に伝えましょう。

 

4:自暴自棄になりそうになる世の中に生きる処方箋

今度は、もしあなたが殺してほしいなと思うくらい追い詰められたと感じていたら、どうすればいいでしょうか。対処法を考えてみました。

(1)やりたくないことはやめる

まずは、自分がやりたくないなとか、しんどいなと感じていることがあったら、それを放り投げてみましょう。やりたくないことは、ちょうどあなたが背負っているカバンに、持ちきれないほどの荷物が入っているのと同じ状態です。それでは、いずれ押しつぶされてしまいますよね。カバンの中身を捨てて、できることから身軽になってみましょう。

(2)ちょっとだけ、わがままになってみる

まじめな性格が災いして、他人に迷惑をかけちゃいけないと思ってしまうかもしれません。ですが、ちょっとくらいの迷惑なら、お互いさま。わがままになってみましょう。好きなことを好きなように、好きなだけやってみるといいかもしれません。

 

5:まとめ

今回のテーマは、身近でおこらないとも限らないテーマです。もし、自分の大切な人が死にたい、殺してほしいと行ってきたら、あなたならどうするでしょうか。一緒に考えてみましょう。