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早めに確認しておきたい!子育て世帯にとって「災害のとき本当に役立つ備え」とは

「どこへ避難した?」「防災グッズの備えは?」

今回のアンケートの調査対象は、昨年の自然災害で1日以上電気・ガス・水道が停止した、小学3年生までの児童1人以上と同居していた世帯です。回答者が被災した災害は、大阪北部地震22%、西日本豪雨24%、台風第21号32%、台風第24号10%、北海道胆振東部地震12%です。

(1)被災時の避難場所

被災時の避難状況を確認すると、「自宅で過ごした」という回答が68%を占め、「避難所を利用した」という回答はわずか7%でした。住み慣れた自宅のほうが落ち着いて過ごせることや、阪神・淡路大震災以降は建物の耐震性が高くなったことが理由でしょう。

ただし「わが家は大丈夫」と過信して避難をしなかったケースも含まれている可能性が! 災害時はこのような心理が働きやすく、逃げ遅れの原因になります。地域の状況や警報を確認して避難行動をとることが大切です。

(2)防災グッズの備蓄状況

防災グッズの備えについて質問したところ、「用意していて、十分に役に立った」と回答した人はわずか9%。「用意していたが、不十分だった」「用意しないといけないと思っていたが用意していなかった」「用意していなかった」と回答した人は合わせて91%に上りました。

育児や仕事に忙しい日々を送っていると、災害への対策や備蓄は後回しになってしまいがち。しかし災害は突然やってくるため、その時のために備えが必要です。わざわざ時間を作るのが難しいかたでも、少しの工夫で対策が可能なんです。

日用品を買い足す「ローリングストック」

災害が起きた後の3日間に限定した「あってよかったもの」「なくて困ったもの」「絶対用意すべきと感じたもの」についてのアンケートでは、意外なことにモバイルバッテリーが1位に! 日常生活でもスマートフォンの充電切れに困ることもありますよね。災害の備えと考えるより、普段から持ち歩きたいアイテムの一つです。

子どもに関する備えで、「あってよかったもの」「なくて困ったもの」、災害を経験し「これは絶対用意すべきと感じたもの」を尋ねたところ、“おやつ”“おもちゃ”と回答した人が多数いました。子どものストレス低減のために日頃から用意しておきましょう。

そのほかの水、電池、ウェットティッシュ、トイレットペーパーなどは日常的に使うものですよね。実は買い方を変えるだけで防災になるんです。“なくなったら買う”のではなく、“なくなる前に買い足す” “使った分を買い足す”ことを習慣にする「ローリングストック」がおすすめです。

1つの用途につき1つのアイテムを用意していると、物がどんどん増えてしまうので、2つ以上の用途に使えるアイテムをそろえましょう。例えばトイレットペーパーがあればティッシュペーパーは必要ないかもしれません。乳幼児用のウェットティッシュは大人も使えるので便利。ペット用のトイレシートは人も使えます。

「防災アイテム」をどっさり買って備蓄しておくのも一案!

家族が多い家庭では、日用品がいつの間にかなくなっていることもありますよね。あるいは買い足し忘れることもあるのでは?

今は10年以上保存できる非常食や水も発売されているため、思い切って「防災アイテム」をどっさり買って備蓄しておくのも一案です。ただし保管場所には注意が必要です。家具が倒れたり自宅が壊れたりすると取り出せない可能性もあります。取り出しやすい玄関や屋外の物置などに、念のため分散して保管しておきましょう。

消費期限を確認しておき、期限が切れる前に食べたり使ったりするのを忘れずに! カセットコンロのカセットガスなど処分がやや面倒なものは、「備えない」という選択肢もあります。発熱剤で食材を温める加熱調理器具で代用できます。

「ご近所付き合い」も防災になる

災害時には自分を守るために取り組む「自助」が基本で、さらに地域で助け合う「共助」も重要です。国や地方自治体による「公助」もありますが、災害の規模や地域によっては救助活動がすぐに行えない場合もあります。

普段から自分や家族のために備えておきましょう。ご近所付き合いをしてお互いの顔を覚えておき、いざというときに助け合えるようにしておくこと。共働きの家庭で子どもだけで留守番中に災害が起きたときに備えて、近所の人やママ友に様子を見に行ってもらうように頼んでおくのがおすすめです。

 

阪神・淡路大震災以降、耐震基準が厳しくなり、倒壊の危険が少ない家やマンションが増えました。「自宅で家族と過ごせば他人は関係ない」と思うかもしれませんが、災害時の救援物資や情報は避難所に届けられるケースが大半。自宅で避難する場合も避難所には顔を出し、ご近所で助け合うように心がけましょう。