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尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いは?上品モテ女が知っておくべき尊敬語一覧

1:尊敬語を正しく使うには?

(1)尊敬語の意味、丁寧語・謙譲語との違いは?

近年、日本語を学びたいと思う外国人が増えていますが、多くの人が最初につまずくのが尊敬語だと言われています。あなたは尊敬語を正しく使えていますか?

そんけい‐ご【尊敬語】

敬語の一。話し手が聞き手や話題の主、また、その動作・状態などを高めて待遇することを言い表すもの。「いらっしゃる」「めしあがる」などの敬語動詞、接辞「お」「ご」(「お荷物」「御主人」)、助動詞「れる」「られる」や補助動詞「お…になる」(「書かれる」「お読みになる」)などがある。

(出典:小学館デジタル大辞泉)

尊敬語の辞書的な意味は上記のとおりです。尊敬語は敬語の一種。相手の言動を高めて、敬意を示す言葉です。

そして、丁寧語は「お酒」「お味噌汁」「お弁当」など、「お」をつけて上品さ添える美化語と、「です」「ます」など、断定表現に丁寧さを添えて敬意を示す敬語のこと。

一方、謙譲語は、自分の言動を低めて、相対的に相手を高めることで、敬意を示す言葉です。

(2)英語にも尊敬語ってあるの?

みなさんは、学校などで英語を習ったときに「尊敬語」を習いましたか? たぶん、英語の教科書や参考書などには、敬語や尊敬語といった表現は載っていなかったのではないでしょうか。

ですが、もちろん英語にも尊敬語にあたるような、言葉の言い回しは存在します。

たとえば、“Could you please~”や、“Would you mind~”などです。これらは“Can you~”などと比べるとかしこまった言い方になり、日本語でいう尊敬語のようなニュアンスになります。

 

2:尊敬語一覧!丁寧語や謙譲語との違いもわかる尊敬語表現9つ

それではここからは、大人の女性として、モテる女子として、日常生活でも絶対に押さえておいたほうが尊敬語を、秘書検定2級を持つ筆者が一覧にして紹介します。丁寧語や謙譲語も合わせてお伝えします。

(1)尊敬語「来る」

「来る」の尊敬語は、「いらっしゃる」「おいでになる」などです。丁寧語だと「来ます」となり、謙譲語だと「参る」「伺う」などといいます。

(2)尊敬語「食べる」

「食べる」の尊敬語は、「召し上がる」「お召し上がりになる」「お食べになる」などです。丁寧語は「食べます」で、謙譲語だと「いただく」や「頂戴する」などとなります。

上司から何か食べ物を勧められたりしたら、「頂戴いたします」などとさらっと言えるとスマートですね。

(3)尊敬語「くれる」

「くれる」の尊敬語は、「くださる」です。「賜る」という言葉もありますが、あまり日常生活では使いませんよね。丁寧語は「くれます」です。

また「くれる」という言葉には、謙譲語がありません。なぜなら自分が相手に何かを「くれる」ことはなく、その場合は「あげる」という言葉になるからです。

(4)尊敬語「知る」

「知る」の尊敬語は「ご存じだ」や「お知りになる」です。丁寧語は「知ります」で、謙譲語だと「存じる」「承知する」などとなります。

「存じる」というと、あまり使い方が思いつかないかもしれませんが、「その件については存じ上げております。」などという言い方では使ったことがあるのではないでしょうか。これは「知っています」という意味です。

(5)尊敬語「もらう」

「もらう」の尊敬語は「お受け取りになる」や「お納めになる」です。丁寧語は「もらいます」で、謙譲語だと「いただく」や「頂戴する」となり、「くれる」の場合と同じになります。また「拝受する」というのも謙譲語として使えます。

メールの最初などの言葉として、「○○、拝受いたしました」などと書いてあることもありますよね。

(6)尊敬語「見る」

「見る」の尊敬語は、「ご覧になる」や「見られる」です。丁寧語だと「見ます」になり、尊敬語だと「拝見する」となります。

目上の人から何か資料などを見せてもらうときには、受け取りながら「拝見いたします」などと言っても良いでしょう。

(7)尊敬語「行く」

「行く」の尊敬語は、「いらっしゃる」「おいでになる」「行かれる」です。丁寧語は「行きます」で、謙譲語だと「伺う」「参上する」「参る」になります。

自分が相手の会社などに行く場合には、「○○日に伺います。」などと使い、相手がどこかに行ったことを聞いた場合などには、「どこどこにいらっしゃったとうかがいました。」などと使えます。このときの“うかがう”は「聞く」の謙譲語なことに注意です。このように、同じ言葉でも別の意味になる場合があるのが、余計難しいですよね。

(8)尊敬語「言う」

「言う」の尊敬語は、「おっしゃる」「言われる」です。丁寧語だと「言います」や「申す」となり、謙譲語では「申し上げる」「申す」となります。

(9)尊敬語「する」

「する」の尊敬語は、「される」「なさる」です。丁寧語だと「します」で、謙譲語だと「いたす」です。

例えば「後日お電話いたします」や「○○なさいますか?」などのように使います。

 

3:いつでも敬語を正しく使えるように……

いかがでしたか。このほかにも、二重敬語の禁止などのルールがあって、敬語は難しいと思ってしまっても無理はありません。

ですが、社会人として正しい敬語をマスターしておくことは必須。今回出てきた言葉の表現はよく使うものなので、しっかり頭に入れておきましょうね。