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夫婦の生活費の分担って夫が多いに決まってる……よね?共働き夫婦の一般的な割合が知りたい

1:生活費って夫婦でどのくらいかかるもの?

(1)30代、都内の夫婦の生活費はいくら?

総務省が発表した平成29年「家計調査報告」のデータによれば、2017年のふたり以上の世帯(平均世帯人員2.98人,世帯主の平均年齢59.6歳)における1か月あたりの消費支出は、平均283,027円。世帯主が40代未満の世帯(平均世帯人員3.65人)では、1か月の消費支出の平均は256,160円となりました。

40代未満の生活費の内訳としては、食費が24.9%、ついで交通・通信費で16.2%、教養娯楽費が10.1%という結果に。

(2)30代、共働き夫婦で生活費を分担している世帯は?

筆者が周辺の30代夫婦を対象に、独自で行ったアンケートでは、その生活費の分担割合は以下のようになりました。

夫が8割以上負担・・・40%
夫が多め(6〜7割)負担・・・50%
妻が8割以上負担・・・0%
妻が多め(6〜7割程度)・・・5%
半分ずつ・・・5%

「夫が多め(6〜7割)負担」が最も多く、次に「夫が8割以上負担」となりました。生活費のほとんどを夫が負担している夫婦が多い結果に。妻の方が多く負担しているという回答はごく少ない割合になりました。

(3)夫婦の生活費はどう管理してる?

上記のアンケートの際、夫婦の生活費の管理についても質問してみたところ

妻がすべて管理・・・50%
夫がすべて管理・・・30%
支出ごとに分担している・・・15%
一定額をひとつの口座に入れて管理・・・5%

という結果でした。

やはり時代が進んでも、生活費の管理は妻任せ、という夫婦が最も多い結果となりました。

 

2:生活費の内訳を教えて!20代・30代・40代夫婦による生活費の内訳

ここからは、夫婦の実際の生活費の内訳を紹介していきます。

(1)20代・世帯年収450万円(妻は専業主婦)・子ども3人

家賃:50,000円(地方都市・2LDK・会社からの家賃補助1万円)

食費:約60,000円

通信費:約35,000円(夫・妻・子どもふたりの携帯料金、ネット代)

光熱費:不明(ガス・水道・電気)

被服費:約30,000円

夫の小遣い:40,000円

妻の小遣い:不明

その他:約15,000円(子どもの習いごと)、30,000円(ガソリン代)

貯金:不明

「妻の実家が農家なので、米や野菜はほぼ無料で手に入ります。長男が少年野球を、長女がピアノを習っているので、習いごとの費用がかさんでいるのと、通勤に車を使用するので、ガソリン代の割合が大きいですね。貯金は通帳を分けていないので、講座の毎月の残高がそのまま貯金額となります」(旦那さん)

小学生2人と保育園児1人の3人のお子さんがいるこちらの夫婦。若くして結婚したためか、お金のことは深く考えたことはないが、結婚してから問題なく生活できているので、それほど心配はしていないそう。

さらに来年、第4子が生まれるそうですが、被服費は上のお子さんのお下がりがあるし、保育園費用は第3子以降は無料なので、食費くらいしか気にならないとのこと。

(2)30代・世帯年収1000万円(共働き)・子どもひとり

家賃:110,000(地方都市・5LDK・住宅ローン)

食費:約40,000円

通信費:約13,000円(夫・妻の携帯代、ネット代)

光熱費:約16,000円(ガス・水道・電気)

被服費:約50,000円

夫の小遣い:50,000円

保育園費用:約50,000円

貯金:50,000円

その他:約10,000円(ガソリン代)

「保育園費用が大きいのがネックですが、来年から費用が下がるので、その分を貯金に回す予定です。光熱費や通信費がよそよりも低いので、そこを小遣いに回しています。被服費が大きいが、趣味も兼ねているので、そこはあまり気にしていません」(旦那さん)

夫婦共働きで世帯年収1000万円という、比較的裕福な家庭。毎月貯金もしていて、安定しているように見えます。将来的にはもうひとり子どもをつくることを考えているそうで、これ以上支出が増えないように気をつけて生活をしていきたいとのことでした。

(3)40代・世帯年収700万円(共働き)・子ども1人

家賃:70,000円

食費:約50,000円

通信費:約17,000円

光熱費:約15,000円

被服費:約20,000円

夫の小遣い:50,000円

妻の小遣い:30,000円

保育園費用:約40,000円

貯金:10,000円

その他:10,000円(医療費)、7,000円(ガソリン代)

「毎月の貯金額が少ないので、もう少し節約して貯金額を増やしたい。それ以外は特に問題なく暮らせている」(旦那さん)

共働き夫婦としては平均的か少し多めの世帯年収ですが、子どもがひとりであることなどからさほど出費も多くなく、無理せず暮らしているとのこと。将来的に一戸建ての購入を考えているそうですが、現在の家賃分をローンに回せば、問題なく暮らしていけると考えているそうです。

 

3:夫婦ふたりの生活費の平均は?30代夫婦の生活費内訳3パターン

30代で夫婦ふたりだけという世帯の生活費も気になりますよね。この章では、『Menjoy!』過去記事「新婚の食費はどのくらいが普通?新婚の生活費の内訳と夫婦の負担割合」から、3つのご家庭の生活費をご紹介します。

(1)会社員夫・パート主婦のケース・・・月28万円

生活費のほとんどは夫が負担しているご夫婦。食費は5万円くらいで、外食はほぼしないとのこと。住宅ローンの9万円が最も大きい負担だということで、生活はごく質素を心がけているよう。

(2)会社員夫・専業主婦妻のケース・・・月24万円

食費が平均で4万くらいというご家庭。さらに毎月の外食費でいくらか出費があるそう。きちんとした朝・昼・晩の食事を作っているため、食費を抑えられているようですね。

(3)会社員夫・会社経営妻のケース・・・月26万円

美容関係の仕事をしている妻が、健康のためにオーガニック野菜を積極的に買うなどこだわりが。同世代夫婦に比べると少し食費は高いけれど、趣味と実益を兼ねていると考えられそうですね。

 

4:共働き夫婦で生活費を負担する場合は?分担割合の5つのパターンとその理由

 

最後に、共働き夫婦で生活費を負担する場合について、どのように分担をしているか、実際にお話をうかがいました。

(1)夫7割・妻3割(30代・女性)

「7:3にしている理由は、単に夫と妻の収入を比べると、7:3くらいになるからです。毎月の収入を家計の口座に入れ、そこから生活費のほとんどを引き落としています。毎月の残高から計算した一定額を、自動積立として貯金に回しています」

お互いの収入に準じた分担割合にしているというご夫婦。非常にシンプルかつフェアな方法ですよね。この方法はとっても平等なので、不満や揉めごとも起こりにくそう。収入が増減すればこの割合を変えることもできますし、その都度話し合うきっかけもできるのでいいかもしれません。

(2)一定額を夫に預けている(30代・女性)

「毎月一定額を夫に預け、生活費口座から必要なお金を引き出して、食費や消耗品などの買い物に当てています。やりくりは夫がやってくれています。夫の正式な収入は把握していませんが、年収は年に一度確認するので安心しています」

夫に家計を任せているというこちらのご夫婦。なんとなく妻が家計を握っているケースが多いイメージを持っていた筆者ですが、取材をしていると、夫が家計を管理している夫婦は珍しくないよう。

また、夫の月収がわからない、夫の収入を教えてもらっていない……となると不安も残りますが、1年に1回、源泉徴収票を確認することができるそうなので、夫の収入がまったく不明ということもないので、安心できそう。

家計のやりくりを考えなくていいというのは、精神的な負担軽減にもなるのでいいですね。

(3)生活費として一定額をもらいます(20代・女性)

「パートをしていますが、それほどたくさんは働いていないので、自分の収入は小遣いと、子どもと出かけるときのために使っています。

生活費は夫の収入に頼っていて、毎月食費や光熱費、携帯代など諸々含めた金額をもらって、その中でやりくりします。割合としては9:1くらいだと思います」

生活に必要な額だけをもらっているという妻。こちらも、全体的な家計のやりくりは夫が担当し、生活に必要なものだけを妻が一定額の中からやりくりするという形のよう。

生活費が少なければ夫に相談することができるようなので、お金の心配などがなく気持ちは楽だということです。

(4)負担は5:5(20代・男性)

「妻との収入は少し差がありますが、結婚前から同棲をしていて生活費は折半。なので、結婚後もそのままです。子どもがいないので、子どもができたときに、妻が産休に入ったりして収入に変化があった場合には見直そうと話し合っています」

同棲期間に決めていたルールを今も採用しているご夫婦。子どもがいないため、結婚後も同棲時代とさほど生活スタイルが変わっていないこともありそう。

今後、家族が増えたときには負担割合を見直すと決めているところも良いですね。

(5)生活費の種類別に担当が決まっている(30代・女性)

「光熱費、携帯代、ネット代、あと子どもの保育園の月謝は私が、それ以外は夫が払っています。家賃は夫の口座から引き落としで、食費とガソリン代も、月々決まった額を夫の口座から出してきて使います。貯金も夫の口座から自動積立にし、ボーナスは定期預金に入れています」

それぞれの負担額を決めるのではなく、生活費の項目別にどちらが担当するかを決めているというご夫婦。会社の飲み会や車での外出の多い夫に食費やガソリン代を、光熱費や携帯代など妻が主に管理している部分の支払いは妻が行うことで、節約意識も高まりそうですよね。

 

5:生活費は生活スタイルによって大きく異なる!

生活費は家庭によって非常にばらつきがあり、また生活の中で何を重視しているかによっても変わってくるので、一概に「食費が多い」「携帯代が多い」などと言い切ることはできません。

生活の中で必要経費と節約できる部分を見極め、上手にやりくりしていきたいですね。

 

【参考】

家計調査報告(家計収支編)―平成29年(2017年)平均速報結果の概要―