「夜の営み」は、エッチをお上品に表現したいときに、便利な表現ですよね。
『Menjoy!』でも、たびたび出てくるワードです。
というわけで、まずは「夜の営み」の辞書的な意味をおさらいっ!
よる‐の‐いとなみ【夜の営み】
性行為を婉曲にいう語。
(出典:デジタル大辞泉/小学館)
要するに「性行為」「エッチ」「セックス」を表す言葉なわけですが、夜にする男女が多いイメージからも「夜の」って言われているのでしょう。
朝にする男女もいますが、それでも「うちは朝が日課だから、朝の営みかなぁ」とはならずに、やはり「夜の営み」という言葉でオブラートに包んだ表現をするのが一般的です。
「営み」とは「物事をすること」や「行為」などを表す言葉。なので「夜の営み」で「夜すること」、つまりエッチを表現するワードなわけですね。
今回、この特集のためにリサーチしたところ、毎日している人も確実にいました。
カップルでも夫婦でも、双方ともに「夜の営みが大好き!」というタイプであれば、毎日のように愛を育んでいます。性的な欲求が強く、さらに体力や精力があれば、「毎日」でも苦にならないということでしょう!
さて、そんなこんなでまずは20代カップル・夫婦の夜の営み事情を大調査。
ランダムに選んだ5人から、その回数や頻度についてうかがいます。
「同棲して1年ちょっとの彼氏とは、今では週に1~2回程度に落ち着きました。付き合った最初のころや、同棲を始めたばかりのころは、ほぼ毎日でしたが……。
一緒に住んで半年過ぎたくらいから、だんだんと回数が減ってきましたね。
特に不満も感じていませんし、周りと比べれば多いほうなんじゃないかと思っています」
「学生時代から同棲している彼とは、もはや一緒に住んで長いんですが、今でも月に3~4回はしています。
しかも、彼は体力があるほうなので、“する”ときはひと晩に2回や3回は当たり前って感じです。週末にすることが多く、気づくと明け方……なんてこともよくあります」
「結婚して2年目を迎え、エッチの回数は激減しています。今では2か月に1回すればいいほうかなって思います。
去年、ダンナが転職して帰りが遅い仕事になったこともあり、生活時間も微妙に合わなくなりました。
まだうちには子どもがいないので、もうちょっとしてもいいのかなって思っていますが……」
「1年前に出産してから、エッチが減りました。
私が子育てに追われているのもあるんですけど、妊娠中からあんまりしなくなって、出産後もそのままのペースって感じですね。
そろそろ2人目が欲しいし、もうちょっとしたほうがいいかなって夫と話してはいるんですけど。すでに家族って感じなので、夫を見てもエッチしたいとか思わなくなっているのも悩みです」
「同棲を始めてまだ3か月なので、基本的にはほぼ毎日ですね。
今の彼とは3年前から付き合っていますが、しばらく遠距離だったこともあり、新鮮です。
しかも彼とは休みも同じ。基本的には週末には多めに、平日にはサクッと済ませるようにしてメリハリを出しています」
続いては同様に、ランダムに選んだ30代のカップル・夫婦に聞いた実態をご紹介します。
「結婚して、そろそろ3年経ちます。
新婚当初はかなりの頻度でしていましたが、このところは月に2回くらいで落ち着いています。
夫はエッチが好きなので、もうちょっとしたいみたいですが、私の体力がついてこなくて(笑)。
寝不足だと翌日の仕事に響くので、できるだけ週末にしてもらっています」
「同棲して半年ですが、だいたい1日おきにしています。
連続でしていたころもありましたが、彼はもうすぐ40歳になるので、やっぱり体力が衰えてきたって言ってます。
しなくちゃって義務感ではなく、お互いが自然にそうなったときにしていますが、ウチはけっこう多いほうだと思っています」
「同棲して、5年になります。
すでに、まったくエッチはしていません。結婚の話も出ていますが、すでにセックスレスになっているのに結婚して大丈夫なんだろうか……って不安です」
「結婚して2年になりますが、いまだに毎日しています。
夫が年下というのもあると思うんですけど、お風呂も一緒に入りますし、その流れで日課みたいになっていますね。
ちょうど子作りもしたいので、避妊もしていません。夫は、“天国だ!”って喜んでいますよ」
「まだ一緒に住んで1年なので、倦怠期を迎えていません。
エッチの回数は、週3くらい。私が生理のときには、絶対にしないようにしています」
さて、交際当初はラブラブでも、関係が安定してくるにつれて、夜の営みが減ってしまっているのを悩んでいるカップルもいます。
そこで、自称マンネリカップルが「夜の営みキープのためにしていること」を3選お届けします。
「いつも家だと飽きてしまうから、たまには外に泊まるようにしています。
最近のお気に入りは、都内のシティホテルへのステイ。
お台場とか丸の内あたりのホテルに泊まって、同棲前のフレッシュな気分を取り戻すようにしています」
「結婚して5年経ち、どうにもマンネリだな……と思ったときに、ラブコスメを使ったエッチを始めました。
夫はそういうのに憧れていたけれど、今まで経験がなかったようで、私から提案したらすごく喜んでくれましたね。
今はいろんな種類のラブコスメがあるので、飽きそうになったら新しいものを試しています。
これによって深刻なマンネリやセックスレスにならずに済んだと思っています」
「結婚して3年目、もはやマンネリでレスになりそうな時期もありました。
夜の営みが減ったときに、このままじゃまずいと思ったので、私から誘うようにしてからは、おかげさまでマンネリを打破。
夫が年下なこともあり、照れずにストレートに誘ってみて正解でした」
子どもができると、レス気味になる男女も少なくありません。
そこで、そんな経験をもつ人に、どんな風に対処したのかを直撃!
「子どもが起きていると、なかなかそういう雰囲気にならないので、したいときには完全に子どもが寝るまでがんばって起きて妻を待ちます。
仕事でクタクタなので、本当は早く寝たいんですけど、そうするとレスになってしまいますから」
「ウチは夫婦の休みも合わないので、夫に有休を使ってもらって、できるだけ旅行に行くようにしています。
旅行先では子どもが疲れちゃってスグに寝てくれるので、夫婦の時間が家にいるより取りやすい。
いつもと違う部屋でするので、私たちも盛り上がります」
「まだ子どもが小さいので、見られてもいい覚悟でしています。
もうちょっと大きくなったら、そうもいかないんだろうけれど……。
妊娠中にあまりできなくて夫がさみしそうだったので、出産後は恋人時代のペースに戻すように、私からも誘うようにしています」
さて、“夜の営み”って、どちらからどんな風に誘うことが多いのでしょうか!?
ランダムに選んだ男女4名に、実態を教えていただきました。
「同棲2年目ですが、彼から誘われるほうが断然多いです。
私からも誘いますが、私がしたくなる前に、彼のほうが我慢できなくなるみたい(笑)。
一緒に寝ているので、普通に近寄ってきて、襲われます(笑)」
「私も誘うし、夫も誘ってくるって感じです。
結婚3年目を迎え、子どももいますが、夫はしたいときにはいきなり襲ってくる感じですね」
「妻から誘ってくることもありますが、基本的には僕から誘います。
“しようよ”って、声をかけることが多いかな。妻から誘ってくるときにも“したい”って素直に言ってくれているので、わかりやすいです」
「妻が年上のワイルド系なせいかもしれないけれど、ウチは僕よりも妻から誘ってくるほうが多いです。
有無を言わせずに、僕に乗っかってくる感じ。そんな野生的なところが好きで結婚しました」
「夜の営み」は、愛し合う男女にとって大切なコミュニケーション。おろそかにしてしまえば、深刻なセックスレスにだって陥りかねません。
“夜の営み”をできるだけエンジョイするために、お互いが歩み寄れる関係であるといいですね。