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商品開発者に聞く!「なぜ今、大人の肌に二層オイルが必要なの?」

今まで通りのお手入れをしているのに、なんだか肌が乾いたり、ゴワゴワしたり、くすみが気になったりしていませんか? もしかしたら「皮脂」が不足しているのかもしれません。そんな大人の女性に寄り添う、レスキューコスメについてお届けします。

 

 

コーセーにしかできない、本当に効く商品を作りたい

コーセー・商品開発担当 下国良子さん。新卒で化粧品会社に入社し、2007年にコーセーに転職。商品を開発する際は、自身の肌で使用感を何度も確かめて改良を重ねていくそう。

「ベーシックなお手入れをしていても、それでも乾くという方のために、変化に対応できるスペシャルなアイテムを作りたかったんです」。

そう語るのは、コーセーで商品開発を担当している下国良子さん。下国さんいわく、「商品開発者は、お客様の目線に立つことが何より大事」とのこと。ご自身は、中学生と小学生のお子さんを育てるワーキングマザーであり、加齢による肌の変化を体感してきた40代。

「40代になると皮脂の分泌量が減るので、肌が乾燥して硬くなりやすくなります。しかも私は、仕事柄、化粧品をつけては落とす……を繰り返すために、冬は必ず肌が荒れてしまうんです。そんなときに頼るのがオイル。硬い肌が、もっちりほぐれるレスキュー感はオイルならでは。だから、米肌らしいオイルを作りたいと思っていました」(下国さん)。

下国さんが「肌潤トリートメントオイル」の開発に着手したのは、今から約1年半前、2016年のことでした。「コーセーらしさ」と「ライスパワーが入っている」ということをテーマに掲げ、二層タイプのオイルを作ろうと決めたそうです。

「オイルは数年前からブームになっていますが、一層タイプは、オイルならではの充実感が味わえる半面、初めてオイルを使う方には重たいと感じられてしまいがちです。だから、ベタつかずにサラッと浸透する、オイル+美容液の二層タイプを作ることにしました」(下国さん)。

しかし「ここからが本当に大変でした」と、下国さん。なぜなら、二層にしたことによって、「完璧+完璧=完璧ではない」という、複雑な事態が発生してしまったからです。

 

 

一年半の年月をかけて、二層オイルがついに完成!

「容器を振って二層を混ぜ合わせると、水面が揺らいでいるような美しさがあります。それを見ることによって、少しでもお客様の気持ちを癒すことができればと思い、透明のボトルにしました」(下国さん)。

一層タイプよりも、二層タイプのほうが作るのが大変ということは、なんとなくイメージできます。でも、単純に労力が2倍になるのかというと、実はそうではないそう。

「二層タイプのオイルは、オイル層と美容液層に分かれています。だから、まず必要になるのは、オイル層のレシピと美容液層のレシピです。それぞれに、どのような成分をどんな割合で配合するかを決めるのです。そしてそれが完成すると、いよいよ二層を混ぜ合わせる工程に進みます。ところが、ここまでどんなに完璧でも、一筋縄ではいかないのが二層オイルの難しいところなんです」(下国さん)。

たとえば、「なんとなく浸透しない」という場合、原因を探るのが非常に難しいそう。美容液層のヌルヌルする成分を減らせばいいのか、それとも、オイル層の濃厚な油分を減らせばいいのか、原因が枝分かれしてしまうからです。そして、仮に美容液層のレシピを変えた場合、二層のバランスも変わってくるので、オイル層のレシピを見直す必要も出てくるとのこと。

つまり、オイル層のレシピは完璧、美容液層のレシピも完璧という「完璧+完璧」だったはずなのに、いざ両者を合わせてみると、「完璧ではない」という結果が出てしまうことがあるのです。

しかも、今回は「ライスパワー」を使用することにしていたため、さらに開発が難航したそう。「ライスパワー」は、お米をバイオ技術で発酵させた成分で、肌が本来持っている機能を健やかに整える力があります。しかし、特殊な成分ゆえに、他の成分との相性や、独特の臭い、環境によって揺らぎやすい品質など、取り扱いが非常に難しい面もあります。

「さらに今回は、全36種類あるライスパワーのうち、ライスパワーNo.7という、コーセー初となる成分を採用しました。こうでもない、ああでもない、という試行錯誤が続き、研究所からは週に2回の頻度で試作品を届けてもらうこともありました」(下国さん)。

でも、「こんなに難しい成分を使った二層オイルは、コーセーだから商品化が可能なのだ」というプライドを元に、研究所と一丸となって試行錯誤を続けたそう。そして、ついに『これだ!』と思えるテクスチャーが完成したそうです。

 

 

皮脂をじんわり注入して、つややかで若々しい肌に

上がオイル層で、下が美容液層。二層の面がくっきり分かれるように作るのは、実は難しいことだそう。「美容成分が点々のように浮いてくることがあるので、高い技術と経験が必要です」(下国さん)。

「さらっとしているのに、うるおいがあって、ツヤがもたらされる使い心地。これこそが、私が求めていた二層オイルです」(下国さん)。

ついに完成した「肌潤トリートメントオイル」は、なじむ際のヌルヌル感が一切なく、オイルとは思えないようなさらさら感が特徴です。「お米のとぎ汁に似ているかもしれません」と下国さんが言うように、やわらかいのにベタつきのない質感で、肌をしっとりうるおします。

「何十回も試作を重ねていると、正直大変だなと思うこともありました。でも、そういうときは初心にかえって、『本当にこれでいいと思ってるの?』と自問自答し、お客様が喜んでくださる姿を想像していました。その甲斐あって、一度使っていただければ必ず『おかわり』したくなる商品が出来上がったと思います!」(下国さん)。

肌の中に、まるで皮脂をじんわり注入するような「肌潤トリートメントオイル」は、加齢とともに皮脂の分泌量が減る大人の女性にぴったりのアイテム。毎日使える心地よさと、たしかな効果を兼ね備えた二層オイルで、つややかな肌を育んでみませんか。

 

 

肌潤トリートメントオイル 25ml 4,300円(税抜)

米と発酵のめぐみをつめこんだ、二層のオイル美容液。年齢とともに減少する皮脂の働きに着目。もっちり、つややかな肌に導きます。使う直前に、振って混ぜて使います。