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副業にはない「複業」のメリットとは?ライフシフト的な働き方をしたい人へ

「終身雇用が崩壊するらしい!こんなうわさがあちこちから聞こえてくるけど、どうしたらいいの?」「残業も減って時間ができたからパートでもしようかな?副業解禁になったし。」なんて、将来のキャリアにモヤモヤした気持ちを感じている人も増えているのではないでしょうか。それならいっそ、「副業」と言わずに「複業」で自分らしく働き方改革してみませんか?ロールモデルは私自身!複業は収入だけではない大切な資産を生み出してくれますよ。

副業と複業の違い

「ふくぎょう」という言葉を聞いてイメージするのは「副業」?「複業」?どちらでしょうか。まずはこの2つの「ふくぎょう」の違いを見ていきましょう。

●「副業」

「副業」は本業以外に行う仕事や、本業の傍らで行う仕事のことで、本業の添えもののようなイメージです。形態としてはアルバイトやパート、在宅ビジネスなどで本業の所得補填としての役割と言えるでしょう。

「本業以外で空いている時間を使って、ちょっと収入を増やしたい」という人や、何か興味関心事につながるきっかけが欲しいという人にはよいでしょう。

●「複業」

一方、「複業」は複数の本業を持つことです。片手間ではなく、それぞれの仕事にプロ意識を持つ必要があります。収入だけでなく労力や時間、責任なども副業とは異なりますが、複業ならではのメリットを生かすことで得られる効果は大きいようです。ポイントは、それぞれの仕事をリンクさせながら相乗効果で軌道に乗せることです。

そんな「複業」のメリットを、ライフシフト的エッセンスを加えながら紹介します。

明確な目的意識が「生産能力」の向上につながる

1つ目のメリットは「生産能力」が上がるということです。例えば、新入社員の頃というのは受け身になりがちで、生産能力が必ずしも高いとは言えません。仕事をサポートしてくれている先輩から「2回まではいいけど、同じことを3回聞くのは社会人としては失格よ!」なんて言われたことはないですか?また、新入社員時代に限らず、忙しさのあまり予定がダブルブッキングしていた……なんて経験がある人もいるかもしれません。

生産能力は、仕事に対しての自分の役割や目的を理解して、必要なスキルと知識をタイミングよく活用することで効率よく発揮されます。「複業」はプロ意識を持って自分自身が選んだ働き方なので、目的意識が明確であり、「この目的を達成するために必要なスキルは何であるか」を常に意識しながら貪欲に知識を得て活用してみたいという思考が自然と生まれてくるでしょう。

複業をきっかけにさまざまな環境の中で仕事をすることによって生産能力が上がり、複合的なスキルと知識を効率よく身に付けられ、スケジュール管理なども自ずと意識するようになります。

やりがいと生きがいで「活力」が上がる

2つ目のメリットは「活力」が上がるということです。髪を切ったり、シーンに合わせた格好をしたりすることで、鏡の向こうにいる自分が何となく生き生きして見えることはありませんか?

女性には変身願望があると言われています。まるで女優のようにさまざまな役割に合わせた自分を演出することで、周りの景色が違って見えたり、やる気にあふれたりすることが、生きる活力と自分を奮い立たせる手段になることもあります。

違った環境で働く場をいくつか持つことは、プロフェッショナルとしてのやりがいにつながるでしょう。さらに、周囲から求められることが生きがいとなり、生き生きとした時間が継続できるのではないでしょうか。また、プロ意識からくる健康管理は、何よりの活力となるはずです。

人脈の広がりで「コミュニケーション能力」が上がる

複業.メリット (写真=PIXTA)

『ブリタニカ国際大百科事典』(ブリタニカ社)で「生産性」という言葉を調べてみると、『現代における生産性は効率性の増大だけでなく、労働生活の質、環境との調和に対する配慮も重要視されている。』と記されています。この「環境に対する配慮」とは、単にハード面での環境に限らず、人とのコミュニケーションに対する配慮と受け取ることもできます。

働く環境が増えれば、それだけ人との出会いも増えることでしょう。複業という働き方では、受け身で出会いを待つだけではなく、仕事の目的に合った相手を積極的に探すことも必要になるでしょう。それを繰り返すことでコミュニケーションスキルが磨かれ、自然と対人能力も上がってくると言えそうです。

同じ目的を共有する「公私にわたるパートナー」が見つかる

「生産性」「活力」「コミュニケーション」という3つのメリットをみると「複業」は単に収入という形ある資産を増やすことではなく、キャリアや自分らしさ、人とのつながりといった形のない資産を目的としているように感じられます。自立した考えと、目的を持った仲間との会話の先には、依存ではなく共存から生まれる信頼関係があるのかもしれません。

複業で自分ならではのキャリアを磨こう

複業を始めることはもちろん、すぐに結果を求めるのは難しいことかもしれません。しかし、既存のロールモデルがあまり役に立たなくなりつつある現在、形のない資産を増やしながら自分らしいワークライフを考えてみることが、自分を見つめ直して次へのステップに進むきっかけになるはずです。