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刺激足りてない…? 多忙女子こそ観たい「12月フランス映画」2本

読書や映画鑑賞は、知らない世界を覗くためのひとつの手段です。働き女子に必要な知識や教養も身に付くはず。

ハリウッド映画のように迫力満点のド派手な演出も観ていて楽しいですが、それとは対称的なフランス映画はより現実に近い情景の中から“学び”を与えてくれるものが多いのです。また、独得の世界観やストーリー展開は、アートを観ているように、感覚が研ぎ澄まされます。

今回は、映画×ファッションのコラムを執筆している映画好きの筆者が、感性を磨く“12月公開のフランス映画”2本をご紹介します。

 

■1:『SAINT LAURENT/サンローラン』

言わずと知れた、天才デザイナーのイヴ・サンローランの激動の10年を描いた作品。革命的なコレクションで世界中を熱狂させ、ファッションの歴史を塗り替えた彼は、徹底的に美を追求するあまりに抱えた孤独と闇に飲み込まれていきます。めくるめく映像美で描かれる成功者の傲慢と孤独は衝撃的。

2014年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門出品をはじめ、セザール賞では最多10部門ノミネートし本国フランスでは大ヒットを記録。

2014年公開の『イヴ・サンローラン』とストーリーは同じものの、本作の方がユーモア溢れる台詞やアーティスティックな映像が際立っています。フランス映画の良さが滲み出ている作品で、筆者お気に入りの一本となりました。

12月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。

 

■2:『ヴィオレット-ある作家の肖像-』

フランス北部アラス出身の女流作家、ヴィオレット・ルデュックの半生を追った伝記映画。私生児として生まれた彼女は小説を書くことに目覚め、戦時中に闇商売で生計を立てながらいくつかの本を世に送り出します。

後の代表作である『私生児』を出版するまでの約20年間にわたる生涯を、彼女を支え続けた作家、シモーヌ・ド・ボーヴォワールとの交流を軸に描かれています。傷を負いながらも愛を求め、愛を書き続けた姿は痛々しいほど真っ直ぐで純粋。

心に響く電撃的な印象を与えてくれるというよりは、すんなりと自分の中にストーリーが入り込み、ふとした時にまた観たいと思わせてくれる不思議な映画です。

12月19日より、岩波ホールほか全国順次公開。

 

以上、今回は感性を磨く“12月公開のフランス映画”2本をご紹介しましたが、いかがでしたか?

創造性を高めてくれそうなフランス映画は脳をリフレッシュさせるとともに、新しいアイデアさえ湧いてきそう。仕事ばかりで刺激が足りないと感じていたり、クリエイティブな仕事に取り組んでいる働き女子にはとくにオススメです。

日常では出会えないような、新たな世界を覗いてみてくださいね。

 

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