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仕事に影響も…男より女の「劣化スピード」が早い!? 衝撃の真実とは

会社の飲み会で盛り上がり、翌日が平日にも関わらず、深夜まで飲んでしまった……。翌日に鏡を見てびっくり! 顔色は悪いし、肌はボロボロ、いっきに老けたような印象をもった経験はありませんか?

一方、一緒に飲んだ同期の男性や、さらに年上の上司など、「疲れた、飲みすぎた」とはいっているものの、案外と肌の色つやは悪くない。年下の独身男性にいたっては、なぜかお肌はツヤツヤ。「あれ? 深酒をして年を感じているのは、私だけ?」

そういえば、街中のご夫婦を観察すると、奥様と比べ、旦那様のほうが若く見える傾向があります。夫婦は最近は年上妻が増えているとはいえども、男性が年上か同学年というケースだって多いはず。そう考えると、もしかしたら女性のほうが容貌の劣化が早いということでしょうか?

そこで今回は、ドイツやアメリカの大学の研究結果などを参考に、男女の劣化スピードについてご紹介します。

 

■1:子どもの頃は、男性よりも女性のほうが成長は早い?

小学校高学年頃までは、女子の成長が早いとよく耳にします。医学書のメルクマニュアル18版の『身体的成長と発達』によれば、乳児期から小児期にかけては、身長および成長速度に男女差はあまりみられません。

身長成長速度は、女児は12.1± 0.9歳で,男児は14.1± 0.9歳でピークに達します。成長スパートは、男児では13~15歳半の間に起こり,女児の成長スパートは11歳頃に始まり、13歳半までにほぼ完了するとのこと。

やはり、女性のほうが成長が早いといえるでしょう。一方で平均寿命を見ると、全世界的に女性の平均寿命は、男性よりも長いのです。2014年版『世界保健統計』によれば、日本の女性平均寿命は87歳、男性は80歳。男性との平均寿命の差は7歳。さらに、日本女性の平均寿命は世界で第1位という結果です。

 

■2:女性は7の倍数、男性は8の倍数で老化がすすむ?

寿命が長いのであれば、劣化のスピードが遅いとも考えられます。しかし、中国医学における三大古典のひとつ、『黄帝内経(こうていだいけい)』には、女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるとあります。

これは、人間の精力の源である腎気が衰えるということのようです。つまり、女性が老化を感じ始めるのが、35歳とすると、男性は40歳からということになります。

また、肌のハリを保つコラーゲンは、男女ともに40歳以降、加齢とともに減少するといわれていますが、ドイツ・イエナのフリードリッヒ・シラー大学の研究によれば、女性は男性よりも速いスピードでコラーゲンやエラスチンを失い、その原因は、性差によるものという結果が発表されています。

どうやら、はっきりとした研究はありませんが、寿命とは異なり、肌の質感などの見た目年齢に関して、男性のほうが劣化のスピードは遅いのかもしれません。

 

■3:お肌年齢は男性に負けても脳年齢は負けない?

女性の老化には女性ホルモン(エストロゲン)が影響しているといわれています。そのため、女性ホルモンが減少すると、皮膚の弾力性の維持に必要なコラーゲンやエラスチン、皮膚の水分保持に重要なヒアルロン酸などの量と質が低下し、皮膚の老化が進行するといわれています。

女性ホルモンが減少しない年代でも、不規則な生活や栄養バランスの悪い食生活を続けているとホルモンバランスが崩れ、見た目老化の原因になる可能性があります。

そう考えると、体の構造上、女性はあまり無理をせず、男性と同じような長時間労働や深酒はほどほどにしたいほうがいいのかもしれません。

ちょっと残念な調査結果となりましたが、女性は寿命が長く、ペンシルベニア大・ガー教授らの研究によれば、年齢と共に脳が萎縮するのが、男性は女性の3倍のスピードとの報告があり、女性ホルモンが脳機能の低下を防いでいるのではとの見解が示されています。

 

以上、男女の劣化スピードについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

30代後半~50代くらいまでは、見た目の元気さは負けますが、頭脳のほうは、女性は年齢を重ねてもまだまだ元気ということでしょうか。ホルモンバランスは、健康や生活の質を左右する重要な要因となりますので、過度なストレスや過労を避け、末永く働ける体を目指したいですね。

 

【参考】

※ メルクマニュアル – MSD株式会社

※ 2014年版『世界保健統計』 – WHO

※ 黄帝内経 – 薬学用語解説

※ Castelo-Branco C. , Maturitas(1994) – Relationship between skin collagen and bone changes during aging

※ Martin Johannes Koehler, Karsten König, Peter Elsner, Rainer Bückle, and Martin Kaatz (2006) – In vivo assessment of human skin aging by multiphoton laser scanning tomography

※ R C Gur, P D Mozley, S M Resnick, G L Gottlieb, M Kohn, R Zimmerman, G Herman, S Atlas, R Grossman, and D Berretta (1991) – Gender differences in age effect on brain atrophy measured by magnetic resonance imaging.

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