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事実婚とは?その意味とメリットを解説。どんな手続きが必要?

事実婚とは?

事実婚を周囲に証明する方法

結婚式

事実婚というと「法律的に結婚はしていないけど、夫婦のような関係の二人」というのが一般的な認識ではないでしょうか。

婚姻届を提出していない分、事実婚と認められる基準も曖昧なのではと思われがちですが、実際はきちんと判断基準があるんです。

まずはじめに、周囲に結婚し「夫婦」であることを証明する方法からご紹介します。

  • 結婚式を挙げる
  • 両親に挨拶する
  • 口頭・文面・SNSなどで報告する

二人の関係性だけなら上記の方法で十分に事実は伝わります。

婚姻届を提出せず「事実婚の夫婦」ということも伝えたい場合は、併せて報告すると良いでしょう。

当人同士や、周囲の大切な人達が「夫婦」であることを認識するだけで良いのであれば、何も手続きはいりません。

事実婚を公の手続きで証明する方法

家族、夫婦、カップル、デート

次に、法的手続きや社会的サービスを受けるには、事実婚を証明する為の手続きが必要です。

  • 住民票でお互いの続柄を「夫/妻(未届)」に変更する
  • 公正証書の作成

上記が一般的な事実婚の証明に用いられる手続きです。年金の需給や健康保険の被扶養者などは、夫婦としての実態を証明しておく必要があります。希望する内容により手続きが異なる為、適宜役場へ問い合わせしてください。

事実婚を選ぶカップルの価値観

デート、公園

「事実婚」も「法律婚」も、愛し合うカップルが末永く共に過ごす為に、将来の幸せのかたちを考えた結果ということに変わりありません。両者はどんな価値観を持って、結婚の形式を選択するのでしょうか。  

事実婚を選択するA夫妻の考え方

お互いに両親が離婚していることから、書面手続きによる結婚の証明に違和感を感じていた二人。 婚姻届の有無ではなく、心の結びつきの強い夫婦でいることを重要と考えたそう。

法律婚の入籍をしたという安心感から、二人仲良く暮らすことへの努力を怠ってしまわないよう「二人の心の繋がり」に重点を置いてコミュニケーションを取ることで、常にベストな関係を築けているのだとか。

交際中に見たTV番組で、ヨーロッパの結婚感に刺激を受けたことも事実婚を選んだ大きな理由。取材を受けていたパリ在住のカップルが「子育てを終えて、それでもお互いが愛し合っていたら、その時は籍を入れるかもしれない」と話しているのを見て、大きなライフイベントを共に乗り越えた後に、改めて二人の関係性を考えたいという結論に至ったという。

確かに、結婚当初はお互い愛し合っていても、それが必ず続くと約束されたわけではありません。始まりの頃の気持ちを継続するには努力が必要です。それを、法律婚の有無に甘んじずに、二人の力で作り上げるためなら、意義のある選択肢と言えますね。  

事実婚を選択するB夫妻の考え方

夫婦

学生時代に交際スタートし、社会人になってからの10年以上同棲を続けて今に至るB夫妻。お互いが30代後半に差し掛かる頃、これからについて話し合いを重ね、事実婚を選択した。

夫婦揃ってバリバリ働く現役のビジネスパーソンであるため、子供を授からずに二人きりで暮らし、体力が許すまで仕事を続けるのが理想。法律婚による社会保障や、姓が変わることへメリットが感じられず、周囲は既に夫婦同然と認識している為、何ら不自由もない。

ここで両親による反対などがあれば入籍も考えたが「二人のことは、二人で決めなさい」という言葉があり、大切な家族に理解を得られていることも大きい。今後、二人が法律婚に切り替えるとしたら、法律が大きく変わり生活に不自由を感じるようになったら考えるそうだ。

交際中とは変わり、結婚は周囲を巻き込んでの大騒動。昔からの結婚感を持っていると、新しい形式に反対する人が出てくることもあるでしょう。その点、家族や友人に理解されていて、お互いに事実婚へのメリットを感じているのならベストな選択肢といえるでしょう。

事実婚の3つのメリット

1.氏を変更しなくても良い

事実婚を選択する理由は様々ですが、お互いが今の関係性に満足している場合がほとんどです。 あえて選択をするメリットとはなにか聞いてみました。  

法律婚はどちらかの氏に統一されますが、事実婚は氏の変更が不要なので夫婦別姓のままでいられます。

氏が変更されると各方面で旧姓の登録情報を変更しなくてはなりませんし、離婚すればまた元に戻さなくてはなりません。また、フリーランスで仕事をする人は、名前に変更がない点は大きなメリットになります。  

2.精神的な負担が少ない

親、姑、舅、顔合わせ

一般的な結婚の法律婚では、義理の両親・親族との付き合いなど、一気にコミュニティが広がってストレスを感じる場面が多くなります。苦手な人との付き合いは避けたいですが、家族となるとそうもいきません。

離婚原因の中には、パートナーの家族とのトラブルが原因というケースもあるくらい、人によって心の負担は大きいもの。

その点、事実婚は無理な付き合いを強いられないので、ストレスフリー。お互いの両親を含めた周囲の人たちに報告を済ませている場合でも、法律婚より精神的な負担が少ないというメリットがあります。  

3.別れても戸籍にバツがつかない

離婚

法律婚をして離婚すると戸籍に残りますが、事実婚は最初から入籍をしていないので、戸籍には何も残りません。 長い期間一緒にいると何が起こるかわかりません。万が一のときに、「バツあり」よりも再び相手を探すには有利な条件といえます。

事実婚の2つのデメリット

1.遺産相続や配偶者控除が受けられない

では次に、事実婚によるデメリットをご紹介します。認知され始めているといっても、法律婚に比べると社会的保障に関するデメリットが多いです。  

事実婚は、法律上で夫婦になっていないので、遺産相続や配偶者控除が受けられません。婚姻届を提出していない分、事前に他の手続きが必要になります。

人生何が起こるかわかりませんので、どちらかが病気になったり、パートナーと死別する可能性も視野に入れておく必要があります。法律婚に切り替えなくても、同等の手続きができる場合があるので、希望の内容に合わせて役所に問い合わせをしましょう。  

2.子どもが非摘出子になる

育児、子供、家事

事実婚の夫婦が子供を授かった場合、法律上「 非摘出子」になります。

自動的に母親側の戸籍に入るので、母親側の氏を名乗ることとなり、父親との苗字の違いが精神的なストレスになる可能性があります。

事実婚のカップルが、法律婚に切り替える理由として多いのが、妊娠・出産です。 二人だけなら気にならないことも、子供の成長に合わせて夫婦のあり方を考え直すきっかけとなります。

まとめ

夫婦のあり方は人それぞれ

事実婚・法律婚のどちらが正解かではなく、お互いが納得していて幸せかどうかが大切です。

もしも一般的な結婚に対して疑問が浮かぶなら、自分の理想的な将来を考えて、パートナーとじっくり話し合うのはいかがでしょうか。常識に当てはめて考えず、自由な発想が幸せな選択肢を増やすかもしれません。

法律婚は昔から一般的な結婚の形式として存在する分、法的な手続きや社会保障が優遇されていますが、事実婚でも手続きをすれば同等の扱いを受けられるものもあります。

二人が優先したいこと、大切に思うことがマッチする方法で、幸せな結婚生活を送ってくださいね♪

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