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不妊治療を経験した女性の答え…「家族・親族に望むサポート」1位は?

不妊治療中の夫婦にとって苦痛なことのひとつは、妊娠出産や子どもに関する話題ではないでしょうか。

妊活にはパートナーの協力だけではなく、周囲、とくに家族や親族など近い人のサポートや気遣いも必要ですよね。では妊活中の女性が「周囲のサポートがほしい」と思っているのはどんなことでしょうか? 1位は、意外な“あのこと”でした。

不妊治療経験者の約3割が「家族からのサポートが十分ではない」

<子供が欲しいと思う人の割合……既婚男性96.2%・既婚女性94.9%>

上記は、厚生労働省が示した「平成27年版厚生労働白書」の中にある2010年の調査結果です。

子どもが欲しい夫婦が大多数であるものの、目下不妊で悩むカップルが増えているのは動かざる事実。それなのに、「周囲に治療の話はなかなかしづらい」という空気はまだまだ拭えないのではないでしょうか。

株式会社F Treatmentが運営する『不妊治療net』が20代~50代の女性を対象に行った「“不妊治療における家族・親族からのサポート”に関する意識調査」では、不妊治療経験者の29%が「家族・親族から十分なサポートを得られていない」と答えています。

では実際に、どんなサポートや気遣いをしてほしいと望んでいるのでしょうか。

経験者が最もサポートしてほしいこと……「不妊治療費用の援助」!

「不妊治療に対して、家族・親族にどのようなサポートをしてほしいですか(複数回答可)」

この問いに対する不妊治療経験者の答えの第3位は、「親族の子どもの話をしないでほしい」で34%。子どもを欲している自分たちの前で、他の親戚の子どもの話で盛り上がる場面を目の当たりにするのは辛い……そんな妊活女性は、やはり少なくないようです。

2位は「自分の不妊治療について触れないでほしい」で44%。夏休みや年末年始の帰省などで親戚が集まった場で、「“○○ちゃんのところはまだ?”と言われるのが苦痛」という声はよく聞くものですよね。

では、妊活女性が気遣ってほしい、サポートしてほしい……と思っていること1位は何でしょうか。それは、こちらでした。

1位・・・「治療費用の援助」53%

治療にかけた費用で高級車が買える……なんて例えも耳にするほど、多額の費用がかかることが往々にしてある不妊治療。

もちろん、病院や治療の方法にもよりますが、その高額さから治療を諦めてしまう夫婦もいるのではないでしょうか。そんなとき、家族や親族からのサポートがほしいと思うのは無理もないことかもしれません。

高額治療費でも諦めないで……不妊治療費は助成される可能性が!

しかし、どんなに家族が金銭面でサポートしたいと思っても、余裕がない場合はどうしようもないもの。そこで、不妊治療費の助成について調べてみました。

もしあなたが東京都民なら、まずは東京都福祉保健局のHPなどから「東京都特定不妊治療費助成」の内容と条件をチェック。

例えば“治療ステージA”に該当するなら、初回申請時上限額=30万円、2回目以降上限額=20万円とあります。対象者は“申請日の前年の夫婦の合算の所得額が730万円未満である”など幾つかの条件を満たした人のみではありますが、もし当てはまるならかなり助かりますよね。

他の都道府県はもちろんですが、市区町村で治療費助成を行っているところもあるので、お住まいの自治体にぜひ問い合わせを!

高すぎる治療費に足踏みしていた人や、諦めようとしていた人にとっては、治療を受ける可能性が広がるのではないでしょうか。

以上、不妊治療経験者の女性がほしいサポートと助成金についてでしたが、いかがでしょうか?

東京都の例においても、今回ご紹介したのは一部分です。内容・条件などは変わる可能性があるので、必ずご自身でHPを確認、もしくは電話による問い合わせなどで最新の情報を得るようにしましょう。

金銭的負担を少しでも減らし、ストレスのない妊活ライフを!

【参考】

平成27年版厚生労働白書 -人口減少社会を考える- 厚生労働省

「不妊治療における家族・親族からのサポート」に関する意識調査 – 株式会社F Treatment 

東京都特定不妊治療費助成事業の概要 – 東京都福祉保健局