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上長と上司の違いって!? スルーしがち「仕事の小さなハテナ」を検証

出入りの営業さんに、価格交渉をしたところ「持ち帰って、上長に相談します」との返答が。「あれ? 上長と上司って違うんだっけ?」って思ったことありませんか?

「似たようなものだし、厳密に意味の違いはわからなくてもとくに問題ない」と、忙しいのもあり調べることもせず、そのままスルー。

長年会社勤めをしていて「はて?」と思うことはあっても、うやむやにしていることって結構ありますよね?

今回はそんな“小さいハテナ”を、仕事に忙しいみなさんに代わって、ひとつひとつ解決していきましょう!

 

■1:上司と上長の意味は?

まずは、辞書で調べましょう。コトバンクのデジタル大辞泉の解説によれば、

<【上長】
年齢・地位が上であること。また、その人。長上。「―の指示を仰ぐ」
【上司】
1 その人より役職が上位の人。上役。「―の許可を得る」
2 その官庁の上級の官庁。
3 荘園制で、現地で実務にあたる下司(げし)に対し、在京の荘官。預かり所(どころ)。>

この解説だと、上司も上長もほぼ意味は一緒です。あえて違いを指摘すると、上長は“年齢が上”の意味合いも持っている点でしょうか。

ただ、会社や個人によって解釈に若干の違いはあるのかもれません。直属の上長を“上司”、他部門は“上長”と区別したり、課長や部長など、“長”がつく役職者や、所属している部署で決裁権のある人を上長と言ったりする例もあります。

とはいえ、一般的にはどちらを使っても問題はありません。些末な問題として、これまで通りスルーしてしまって差し支えないでしょう。

 

■2:メールの冒頭でよく使う“関係各位”に様は必要?

同報メールでよく見る“各位”。自分が使うとなると、なんとなくエラそうな感じがして、使うのを躊躇してしまう、つい“様”をつけてしまいたくなるなど、やや扱いに気を遣う言葉です。コトバンクのデジタル大辞泉で、正しい言葉の意味を確認してみましょう。

<【各位】
大ぜいの人を対象にして、その一人一人を敬って言う語。皆様、皆さま方。多く改まった席上や、書面で用いる。「会員各位にお知らせします」
[補足]「各位殿」という表現は敬意が重複することになるので、好ましくない。>

各位には敬意がすでに含まれているので、“様”や“殿”は不要とのことです。

さらに、改まった席上で使う言葉ですので、役職が上の方々に使っても失礼にあたりません。堂々と使いましょう。

 

以上、あいまいになりやすい言葉の意味についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

今回紹介した上司、上長、各位、どれもビジネスでは適切で敬意が表された言葉です。しかし中には「オレを上長と呼ぶとはけしからん!」や「関係各位なんて生意気だ、なぜ“様”をつけないんだ!」などと、間違った思い込みをそのままぶつけてくる人がいるかもしれません。

その場合は、“言葉の正しさ”よりも“職場での過ごしやすさ”を優先して、大人の対応に努めましょう!

 

【参考】

 コトバンク

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