瞳を大きく見せ、印象的な目元を作ってくれるカラコンは、もはやつけていないと不安という声も聞かれますが、正しい使い方はできていますか? 自分は大丈夫、と思っていても、間違った使い方を続けると、眼に傷を残したり、酷い場合は失明したりする可能性も……! リスクを回避するには、購入方法や使用方法を見直す必要がありそうです。

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■カラコンの危険性

友人や周りの人からトラブルの経験を聞いたことがある人もいると思いますが、国民生活センターの調査によると、実際にトラブルがあった人は1,000人中237人もいるのだとか。こんなトラブルを聞いたことはありませんか?

・色落ち

レンズによっては着色部分がまぶた側ではなく、角膜側にあるものがあります。また、こすり洗いで着色剤が落ちる可能性があるものも。

・角膜浮腫

コンタクトレンズによる角膜への酸素供給不足が原因で、かすみ、視力低下、光がまぶしいなどの症状が。同じ素材の場合、レンズの厚さが薄いものの方が酸素を通しますが、粗悪品はレンズが厚いので要注意です。

・角膜上皮障害

角膜が傷つき、感染性の角膜炎になる場合も。レンズの汚れで眼がこすれた、フィッティングが悪い、ケア用品による化学的な損傷や保存液などの病原体が原因になります。眼の充血などが起こるほか、ひどい場合は眼の中に傷が残ることも。

そのほか、上まぶたをめくると結膜がいくらのように腫れる、涙が止まらない、中には失明の危険性を指摘された人もいるようです。

■カラコンによるリスクを回避するには

1.眼科医を受診して処方されたレンズを使用する

あなたの眼がレンズの装着可能な状態なのか、眼の形状・状態に合ったものを選ぶためにも眼科医を必ず受診しましょう。レンズの正しい取扱いやケアも指導を受け、安心して長くカラコンを使えるようにしたいですね。

2.異常があればすぐに使用をやめる

つけていないと不安だから、と眼の充血や痛みを我慢してつけ続けても目力ゼロです。異常があったらすぐに眼科医の受診を。放置すると重い眼の障害と付き合うことになりかねません。

3.レンズケアを正しく行う

ワンデイから1ヶ月まで、レンズの種類は色々ありますが、それぞれの使用期限は必ず守ること。また、ケアを怠ると細菌感染の可能性も。使用方法をきちんと守りましょう。

4.個人輸入は安易にしない

調査によると、個人輸入品は販売サイトに書かれているものと相違点が多く、トラブルが多いようです。エッジで眼を傷つけたり、色落ちしたり、レンズが厚かったりしたのも輸入品でした。安いから、と安易な購入はやめましょう。

どんなに黒目を大きく見せたくても、白目が充血していては台無しです。印象的な目元を作るには、正しいカラコンの使い方を守ること。まだ眼科医を受診していない人は、まずは受診をして、今の眼の状態は健康か、レンズはきちんと合っているかを確認しましょう。

(坂本雅代)

【参考】
カラーコンタクトレンズの安全性 – 国民生活センター
コンタクトレンズによるトラブル – 薬王時アイクリニック