シゴト・オトコ・キレイ-オンナ目線のキュレーションサイト

ダメOLが「起業して1年で3億を手に入れた」キッカケとなった言葉とは?

この記事は成井五久実氏の著書『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』(講談社)の内容を抜粋したものになります。

※以下、書籍より抜粋

サバイバル時代。生き残りをかけて〝わたし〞という商品を作る

私は、理想のキャリアを実現するためには、「自分を売り込む力」が必要不可欠だと考えています。

モノやサービスではなく、自分を売る。

これこそが、これからの時代を生き抜くための大事なポイントだと思うのです。

最近、「働き方改革」という言葉をよく耳にしますよね。

一言で言えば、「一億総活躍社会を実現するための改革」といった感じでしょうか。

日本では今、国をあげて労働力人口を増やすために労働環境を改善しよう、という動きがあります。

残業時間を減らす。有給休暇の取得を奨励する。

あるいはフレックスタイムを導入したり、在宅勤務を推進したりする企業も増えてきました。

基本的には、働きやすい環境を作ろうという取り組みですが、実際には「仕事で結果を出すこと」は、変わらず社員に求める会社が多いのではないかと思います。

あなたの会社はどうでしょうか?

給与体系も、これまでの「年功給」から、専門性や能力に応じて給与が支払われる「能力給」へと変更する企業が多くなっていますよね。

むしろ、今まで以上に「結果を重視する」社会へと変化している、という状況だと思うのです。

つまり、「従来よりも短時間で高い成果を上げること」が求められている、ということ。

この動きは今後、ますます加速していくと予想されます。

さらに、今の働く20〜40代が抱える不安は、他にもたくさん。

将来、年金はもらえるの?

明日、会社が潰れたとしたら?

潰れないまでも、いきなり給料が支払われなくなってしまったら?

考え始めると、私たちは親世代のように安定した老後を送れるのかな、と心配になってしまいます。

もし、そんな不安が現実になってしまったとしたら、あなたはどうしますか?

明日会社が潰れても、自力で仕事を取ってこられるだけのスキルがありますか?

年金がもらえなくても、老後、生活していけますか?

現代日本に生きる私たちには、自分の力で生き抜くサバイバル能力が必須と言えるかもしれません。

少なくとも、「自分の力でお金を作る方法」を真剣に考える必要があると思うのです。

そのために私が大事だと思うのは、〝自分の商品価値を上げる〞こと。

会社に属していると、基本的には「商品やサービスを売る」ということが仕事になると思います。

営業に限らず、どんな部署でも何かしらのサービスを社内外に提供していますよね。

でも、私はこれからの時代、〝商品〞を売るのみでは、生き残っていけないと思っています。

例えば、あなたがビルやショッピング施設を建設する会社の社員だとします。

大きな金額が動く、やりがいのある仕事ですよね。

でも、あなたがそのプロジェクトにどれだけの労力を費やそうとも、完成した建造物は会社が建設したもの。

会社を辞めてしまったら、あなたの手元には何も残りません。

会社の名刺を持たないあなたが、また取引先と同じように仕事をしようとしても、変わらず同じ条件で取引してもらえるでしょうか?

おそらく難しいですよね。

だからこそ、会社員であっても「商品ではなく、自分を売ること」が必要だと思うのです。

もう少しわかりやすく言うと、相手に「あなたから買いたい」と思わせる、ということ。

これができれば、どんな商品でも売れるし、転職したとしても、取引先との関係が続きます。

そして、自分の商品価値が高くなればなるほど、短時間で効率的に成果を上げることができるようになります。

取引相手が最初から「あなたから買いたい」と思ってくれれば、営業するにしても、テレアポなどの余計な労力をかけずに済むからです。

そう、〝自分という商品〞に魅力があれば、営業なんてしなくても仕事は自然と舞い込んでくるのです。

そのように「自己プロデュース」することが、サバイバル社会を生き抜くための必須条件。

私はそう考えています。

だからこそ、自分をどんな商品にしたいのか? と考えながら、きちんと設計しておくことが重要。

自分の人生をプロデュースする

私が自己プロデュースを始めるきっかけとなったエピソードをご紹介させてください。

DeNAの最終出社日、当時の人事部長にこんなことを言われました。

「自分の人生の選択を正解にするのは、自分しかいないんだよ」

転職をする私を応援するつもりで言ってくださったこの言葉によって、私の人生は大きく動き始めます。

「自分の人生の選択を正解にする」とは、どういうことでしょう?

私は、どうしたら「逃げる」という自分の選択を正解にすることができるのだろう、と考えました。

私は今後、どのように生きていきたいんだろう。

どのように起業という夢を叶えようとしているのだろう。

どうすれば狙った通りに生き、最高の着地点を迎えられるのか……。

考えた末にたどり着いた答えは、「人生のシナリオを書く」ことでした。

人生は監督・脚本・主演=〝わたし〞のドラマ。

監督になったつもり、プロデューサーになったつもりで自分の人生をプロデュースすればいいんじゃないか、と思ったのです。

それまでは、シナリオも戦略もなく、ただ起業というゴールを目指していた私。

30歳までに起業したいという目標はあったものの、当時は目の前のことに対処するだけで精一杯。

受け身で、翻弄される人生でした。

それでは、いつまで経っても夢は叶えられません。

夢の実現のためには、何が必要なのか?

原点に立ち返って、成功までの具体的なシナリオを書く。

そして、その通りに演じていく。

そうすることで、自分の選択を正解にしようと思ったのです。

新しい会社では、ダメOLだった私を知る人はいません。

転職は「なりたい自分」を一から作り直すチャンスでもありました。

これからは、人生の主導権を自分で握り、とことん成功のシナリオを描き、主演女優になったつもりで演じよう。

そう決めてから、私の人生は激変していったのです。

ポイント
・どんな些細なことでも、自ら選択したことを正解にする覚悟を持つ


Webサイトより※クリックするとAmazonに飛びます

成井五久実(なるい・いくみ)
株式会社JION代表取締役。起業家。新卒でDeNAに入社し、デジタル広告営業を経験。その後、トレンダーズ株式会社に転職、100社以上のPR・女性マーケティングを担当。2016年、28歳で株式会社JIONを設立。情報サイト運営を通し、立ち上げからわずか5ヶ月で黒字化を達成。会社設立から1年後の2017年、3億円で株式譲渡(当時の女性起業家最年少・最短・最高額実績)。現在はベクトルグループ傘下の会社のCEOを務める傍ら、女性起業家を支援する活動にも従事。自らの経験を伝えることで「全ての女性に夢を叶えてほしい」との思いから、キャリアカウンセリング・コーチングを手がけている。