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アッ…口開いてる!あなたを「ストレスまみれ」にするNG呼吸自己診断

普段から何気なくしている呼吸ですが、知らない間に“ストレスを増加させてしまう呼吸”があると知っていますか? 人は緊張するとトイレに行きたくなったり、手に汗をかいたり……と体にさまざまな異変が出るものですが、無意識のうちに起きてしまう変化が呼吸なんです。

そんな“不安呼吸”ではストレスがたまる一方で、その呼吸が癖になってしまっては体がストレスと不安まみれになってしまいます。

そこで今回は、心理学博士である響怜於奈先生による“NG呼吸”自己診断テストをご紹介します。自分の呼吸法を知ることで、ストレス体質かどうかチェックしてみましょう。

 

不安呼吸って何?

緊張して胸がドキドキしている状態は、心拍数が上がっています。

「女性の平常時の心拍数は65~75程度ですが、不安や緊張などのストレスを感じると心拍数は100近くいっている場合もあります。すると胸のドキドキによる苦しさを解消しようと、自然と口が開いてきて、少しでも多くの酸素を取り込もうと、まるで犬のように浅く早い呼吸になってしまうんです」と響先生。

成人女性の呼吸数は1分間に15~20回が正常ですが、1分間に24回以上の“頻呼吸(ひんこきゅう)”状態になっている可能性が高く、これが不安呼吸の正体です。

「不安呼吸は心の不安や緊張を増大させ、もしも不安呼吸が癖になってしまったら不安や緊張から解消されるのは難しいでしょう」と、響先生は指摘しています。

 

「NG呼吸」チェック

では自分が、不安呼吸を行っていないかチェックしてみましょう。

・吸うときも吐くときも、口を使っていることが多い

・呼吸をするとき、自然に肩が上下している

・口が少し開いていることが多い

・よく口が渇く

・息を吐くとすぐに吸いたくなってしまう

・息を10秒以上吐きつづけられない

・一見、呼吸をしているのかどうかよくわからない(胸もお腹も動かない)

・1分間に24回以上呼吸している

上の質問で1つでも当てはまるものがあるなら、「不安呼吸グセ」があると考えられます。

 

不安呼吸から抜け出すためには?

不安呼吸を止める方法は、とても簡単でシンプル。「意識的にゆっくり息を吸い、深く息を吐く」だけでいいんです。

響先生によると、ゆっくり深く行う呼吸は、体をリラックスさせる副交感神経を優位にして、心のバランスをとるセロトニンという物質の分泌を促してくれるのだそう。緊張すると血管が収縮して血流が悪くなりますが、それもゆっくり深く呼吸することで隅々の細胞にまで酸素を届けて全身をリラックスさせてくれるんです。

「一瞬で1日の疲れを解放!専門家が教える“入浴呼吸法”がスゴイ」では、この考え方に基づいた響先生考案の入浴呼吸法をご紹介しています。

 

ゆっくり深く呼吸するだけで良いというのは、意外すぎる答えかもしれませんが、体の仕組みを理解すれば実に理にかなったこと。心配事があるときや“ここ一番”というときは、ぜひこの呼吸法を意識して行ってみてはいかがですか?

 

【取材協力】

※ 響 怜於奈(ひびき れおな)・・・心理学博士、名誉生理学博士。専門は、ストレス脳、アンチエイジング美容・医学、心理学、健康科学。美容心理学のパイオニア的存在。女優モデル養成スクールでの美的演出を経て、京都祇園の芸舞妓、銀座ママ、モデル、女優、キャビンアテンダント、美容のプロたちの“綺麗コンサルティング”に従事。著書多数。

 

【参考】