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ひな形・テンプレート・たたき台…?プチ難解「ビジネス日本語」を解説

社会人になると、ぶち当たるのが言葉の壁。学生時代の国語の授業では教わってこなかった言葉の意味にびっくりすることも。

なかでもとくに混同しやすいのが、ひな形・テンプレート・たたき台……といった会議で頻出する3つの単語。

今回は、この3つの単語の違いを解説していきましょう。

 

■新人ほど間違いやすい“ひな型vsたたき台”

『日本語大辞典』によれば、たたき台とは、「意見を出し合うための、もとにする案」。

コピーライターの糸井重里さんの著書『オトナ語の謎。』には、

<オトナはまず、だいたいのかたちをつくっておいて、それをもとにああだこうだ言うのである。言われるそれがすなわち「たたき台」>

との著述があります。一方、ひな形は「様式、書式」。

会議用の資料、人事考課の書類など、よく使われる社内の書類には“ひな形”が存在するもの。

「売り上げ計画のひな形は、共有フォルダに入ってるから」という風に使われたりします。

『オトナ語の謎。』にわかりやすい例文があったので、ご紹介しましょう。

<「こちらは雛形のたたき台ですので落とし込みながらたたいてください」>

さあ、おわかり頂けたでしょうか?

 

■“ひな型“と“テンプレート”は微妙にニュアンスが違う!

続いて“ひな形”と“テンプレート”(略してテンプレ)ですが、同じ意味だと思っている方も意外と多いのではないでしょうか。

しかし、調べてみると、少しニュアンスは異なります。

“ひな型”は、単純に書式やフォーマットを指し、手書きでもPC作成でもひな形。一方、テンプレートはもう少し意味が限定的です。

『大辞林 第三版』によれば、「アプリケーションソフトに付いているデータ集。フォーム集」、「コンピューターのキーボードの上に置いて使う各キーの機能を示した板」とあります。

ビジネスシーンでは、社名の入った“Word”の“送り状”、“Excel”の売り上げ集計表などがテンプレートに当たります。

いずれも社内で共有されているか、マイクロソフトの“テンプレート集”からダウンロードするなどして利用されるケースが多いでしょう。

 

以上、わかりにくいビジネス用語の違いについてお届けしましたが、いかがでしょうか?

本音と建て前が渦巻く仕事現場では、“ビジネス日本語”という共通言語を使って社内や社外でのビジネスが円滑に進むようになっています。ひとつひとつの言葉をきちんと噛み砕いてから自然にアウトプットできるようになりたいものです。

 

【参考】

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