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こんなに一致!働く女性にやさしい「北欧と北陸に共通する魅力」とは

北陸新幹線の開業によって、にわかに注目を集めている富山・石川・福井の北陸3県だが、じつはずっと働き続けたい女性にとって、魅力的なエリアだということをご存じだろうか?

「北陸3県および日本海側の県というのは、何となく北欧っぽい資質を持っているような気がしてます」と、最新の著書『裏が、幸せ。』で述べているのは、人気作家の酒井順子さんだ。

今回は同書をひも解きつつ、働く女性にやさしい北陸と北欧の意外な共通点をご紹介しよう。

 

■共通点1:幸福度が高い

法政大学大学院の坂本光司教授らが調査した「47都道府県幸福度ランキング」によると、じつは富山県・石川県・福井県の北陸3県は、その1位~3位を独占しているのだという。

一方、国連が発表している2015年の「世界幸福度報告書」によると、デンマークが3位、ノルウェーが4位、フィンランドが6位、スウェーデンが8位と、北欧諸国が上位を独占しているのだ。

酒井さんの著書によると、北陸3県の高い幸福度の秘密は、家族の強いつながり、豊かな自然と食文化、勤勉な性格といったことに由来するのでは、とのこと。北欧スタイルに似た、“自然に溶け込んだ丁寧な暮らし”の中で、高い幸福度が得られているのかもしれない。

 

■共通点2:女性がずっと働き続ける

イギリスの経済誌『エコノミスト』が2013年に発表した「女性が働きやすい先進国ランキング」では、ノルウェーが2位、スウェーデンが3位、フィンランドが7位と、北欧諸国が上位にランクインしているが、これも北陸と共通するポイントだ。

『BizLady』の過去記事「東京でも大阪でもない!“ワーママが多い都道府県”意外な共通点が判明」でもお伝えしたように、じつは北陸3県含め日本海側の県は、子どものいる家庭の共働き率がとても高いという特徴があるのだ。

その秘密は、3世代同居。親に育児を助けてもらいながら、出産しても働き続ける女性が多いためだという。さらに、離婚率の低さや、子どもの教育水準が高いという点も、北欧諸国と共通しているポイント。

一方で、相違点もある。

<高い税金と進んだ法律によって、公的に子育てをサポートする体制が整っているのが、北欧。その辺りは、農村における旧来の家族形態と生活様式をしっかりと受け継いでいる北陸とは異なる部分です>

と酒井さんは解説している。

 

■共通点3:内面の充実を大切にする

都会で働く女性の中には、オフィスでの人間関係に疲れてしまった人も多いだろう。

<「いつも口角をあげていましょう」などという雑誌の言葉を信じて無理矢理笑顔を作り、作り笑顔をすることがさらなるストレスになっている人が、いかに多いことか。(中略)

大都市や表日本には、その明るさや過剰な情報、過剰なコミュニケーションに疲れ果てている人がたくさんいます>

と酒井さんは述べている。

一方、北陸の人々の特性は“質実剛健”。シンプルな暮らしを好み、シャイで愛想笑いをしないと言われている北欧の国の人たちと、その点も類似している点ではないだろうか?

 

以上、今回は、働く女性にやさしい“北欧と北陸”の意外な共通点についてお届けした。

都会での暮らしやオフィスでの人間関係に疲れたときは、日頃の“よろい”を脱ぎ捨てに、北陸に旅行してみてはいかがだろうか?

 

【参考】

※ the 2015 World Happiness Report

※ The glass-ceiling index – The Economist

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