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あなたは大丈夫?DV被害を受けていても「恋人と別れられない」ワケ

DVという言葉を聞いたことがあるでしょう。ドメスティック・バイオレンスのことで、家庭内暴力ともいわれています。結婚している夫婦間だけではなく、内縁関係にあったり、恋人同士など親密な関係にある相手からの暴力もドメスティック・バイオレンスにあてはまります。

一般的には、身体的な暴力を指す事が多いのですが、広い意味では精神的な暴力、性的な暴力、経済的な暴力も含まれるんです。

暴力をふるうような相手とは別れたほうがいいと、普通は考えます。ですが、当事者たちからすると、それを暴力と感じていなかったり、暴力だとはわかっていても別れられなかったりするんです。

いったい、どうしてそんなことになるのでしょうか。今回は、その秘密にせまりたいとおもいます。

 

■なにが恋人からの暴力被害の認知を抑制するのか

身体的な暴力であれば、殴ったり、蹴られたりするわけですから、暴力だと気づくことは簡単です。

ですが、その前段階的な心理的・精神的な暴力は、気づけないこともあります。

そんななか、筑波大学大学院の古村健太郎氏が、81組のカップルを対象に、恋人からの心理的暴力を暴力として気づくか気づかないかの要因について調査をおこなっています。

調査の結果、男性の場合、恋愛のイメージとして“恋愛をすると相手を独占したくなる”といった独占イメージを強くもっているほど、恋人からの心理的暴力に気づきにくいということがわかったんです。

また、“恋愛とは相手のためにどれだけ自分を犠牲にできるかだとおもう”といった献身的イメージが強いひとも、恋人からの心理的暴力に気づきにくいことがわかりました。

一方、女性の場合は、“積極的に恋愛関係を続けたいと感じている”ほど、恋人からの心理的暴力に気づきにくいことがわかりました。

つまり、男性では、恋愛関係にあれば、心理的暴力を受けてもあたりまえという意識が、それを気づきにくくさせていたんです。

そして、女性では、彼と別れたくないという気持ちが気づきにくくさせていたんです。

 

いかがですか。

あなた自身やあなたのまわりに、DVがあるかもしれません。なぜ、被害に気づかないのか。ぜひ、知っておいてください。

 

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Miramiska / Shutterstock