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【インタビュー】TDKのウェアラブルセンサが導く、ヘルスケアIoTの未来~TDK株式会社 宮本浩二氏に聞く~

IoT(Internet of Things)とは、ありとあらゆるモノがインターネットとつながる仕組みを指します。人体や自然物、装置などのモノがインターネットにつながるためには、「センサ」によってモノから情報を読み取り、デジタルデータに変換することが必要です。

国内ではIoTの普及と少子高齢化が同時に進行していく中で、今後ますますヘルスケア分野でのIoTの活用が増えていくと考えられています。TDK株式会社(以下、TDK)新事業推進センターにてヘルスケアソリューション向けウェアラブルセンサを手掛ける宮本浩二氏に、IoTの最新事情にまつわるお話を伺いました。

お話を伺った方:TDK株式会社 新事業推進センター IoTシステムズ ビジネスユニット BU長 宮本浩二氏

あらゆる領域で導入が進むIoTと、それぞれの用途に対応するセンサ

近年、世界のさまざまな分野でIoTの導入が進んでいます。ひとくちにIoTと言っても例えば、赤ちゃんの体調や尿の量をモニタリングしたり、機械のメンテナンスに導入したり、農場で収穫量を最大化するための環境維持を行なったりと、その内容は実に多種多様。読み取るべき情報に応じて作られた膨大な種類のセンサが、数多くの企業から提供されています

TDK新事業推進センター IoTシステムズ ビジネスユニットでは、このうちヘルスケア領域や企業活動支援の領域での利用可能なセンサデバイスの提供を行なっています。

「TDKはもともと様々な記録デバイス、電子部品・材料 など製品の部品となるものを製造してきました。昨今はIoTサービスを手掛けるサービスプロバイダが容易に事業に取り入れることができるよう、完成品のセンサデバイス・モジュールという状態で提供することにも力を入れています。

私どものIoTシステムズ ビジネスユニットでは、Silmee(シルミー)というシリーズのウェアラブルタイプの生体センサデバイスを提供しています。心拍数・体動といった生体の情報を検知するもので、サービスプロバイダーや介護・医療関係、交通関係、工場、大学病院の研究チームなど、さまざまなところで導入していただいています。」(宮本氏 談)

IoTを用いた事業を成功させるには、集積したデータを分析し、活用出来る専門家が必要です。データをただ集めても、その活かし方が分からなければ高い価値を生み出すことはできません。

完成品のセンサデバイスとして提供することのメリットは、機能が明確になること。それにより、事業企画をするサービスプロバイダや、研究を目的とする専門家など、センサ自体に詳しくない方でも利用しやすくなるため、より付加価値の高い利用方法が可能となるのです。