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「悩んでいる自分を受け入れたら楽になった」貫地谷しほりさんに聞いた“自分ルール”

「雨ふり」や「ゆりかごのうた」など、誰もが口ずさんだことがある童謡を手がけた詩人・北原白秋と天才音楽家・山田耕筰の出会いと友情を描いた映画『この道』(佐々部清監督)が1月11日(金)から全国公開されます。

北原白秋と言えば、教科書に載っている偉い人。しかし、本作では実は自由奔放でやんちゃ、女性にだらしないけれどなぜか憎めない”愛すべきダメ男”として白秋が描かれています。

大森南朋さんが演じる白秋の妻で、白秋を温かく見守る菊子を演じた貫地谷しほりさん(33)に“自分ルール”について聞きました。

【主演を演じた】大森南朋さんの“自分ルール”は?

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「自分にも人にも嘘をつかない」

——仕事やプライベートでの”自分ルール”はありますか?

貫地谷:自分にも人にも嘘をつかないということですね。自分の気持ちに敏感でいるというか……。

——それはなぜですか?

貫地谷:嘘をつくと本当の自分がわからなくなってきちゃうんですよね。心が不感症になってしまうというか……。だから、なるべく正直でいること。今、自分がどう思っているかにきちんと向き合うことを心がけています。

——1日の中で自分に向き合う時間を設けているのでしょうか?

貫地谷:特別に時間をとっているわけではなくて、常に考えていますね。自分と向き合うということを意識しています。

——何かきっかけがあったのですか?

貫地谷:20代後半の頃、一時期辛い時期があったんです。「私は何をしたいんだろう?」「仕事をどう続けていくのか?」と悩んだときに、難しく考えるのはやめようと思ったんです。

実は、20代の前半の頃にも同じようなことで悩んだことがあったんですが、その頃はそういう気持ちや疑問があっても、無視しないと前に進まなかったのでそのままにしてしまったんです。

だから、20代最後にして、またこういうふうに思っているのはすごくいいことなのかもしれないと思い、悩むこともいいことだなと「悩む自分」を受け入れ始めました。今は自分の気持ちに正直に、自然にやっている感じでとても楽になりました。

辛かったら「辛い!」とまわりにも言うし、そうすると「お疲れ!」と励ましたり、叱咤激励したりする人もいるんですよね。何かあるたびに自分の気持ちに向き合う。すると、いろいろなものを受け入れる容量が大きくなっていくのかなと実感しています。

『この道」のストーリーは…

映画は、北原白秋の波乱に満ちた半生を、音楽家・山田耕筰との友情とともに描く。文学者の鈴木三重吉(柳沢慎吾さん)は「日本の子供たちに、日本人による『童謡』を創ろう!」と1918年に『赤い鳥』を創刊。独特なリズムの詩で名を馳せていた白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した音楽家・山田耕筰に童謡創作を依頼する。才能と才能のぶつかり合いで、一度はけんか別れしたものの、関東大震災を機に2人は意気投合。「からたちの花」や「この道」を発表し、白秋と耕筰コンビの人気は高まるが、次第に戦争の足音が聞こえてきて……というストーリー。

耕筰を演じるのはダンス&ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさんで、大森さんとのダブル主演。ほかに松重豊さんや羽田美智子さん、松本若菜さん、由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹も出演する。

(C)2019映画「この道」製作委員会

(C)2019映画「この道」製作委員会

ヘアメイク:Ichiki Kita/Permanent(パーマネント)

(聞き手:ウートピ編集部:堀池沙知子、写真:宇高尚弘/HEADS)