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「孤育て」よりずっとイイ!? 保育園に通うことのすごいメリット3つ

「小さいうちから子どもを保育園に預けて働くのは、罪悪感がある」というのは、仕事復帰するママが直面する問題。

同時に、育児休暇中、朝から晩まで子どもと2人きりで「今日は、どこで何して時間をつぶそう……」と悩みながら、社会から隔絶されたような孤立感を抱いたことがある方も少なくないはず。

じつは今、日本の母子が孤独な子育て環境におかれているからこそ、保育園での集団生活が子どもにとって意義深いものであるという意見もあります。

今回は、社会学者である古市憲寿さんの話題の著、『保育園義務教育化』(小学館)をひも解きつつ、保育園の持つすごいメリットをご紹介していきます。

 

■1:子どもの“生きる力”を養う

古市さんによると、生きる力に直結するのは、学力ではなく、“非認知能力”だといいます。

この能力は主に乳幼児期に培われるとのことで、社会性、意欲、忍耐力、すぐ立ち直る力といったものだそうです。

<実は、「非認知能力」は、集団の中でこそ磨かれる>

と古市さんは述べています。

つまり、早いうちから良質な保育園で集団生活をすることが、子どもの“生きる力”の糧となるいうことです。

 

■2:ママの不安を軽減する

“密室育児”、“母子カプセル”という言葉にも象徴される通り、とにかく孤独な日本の子育て。農村の大家族で育った筆者も、都会の子育ての孤独感に悩んだ経験があります。今でも、1歳の長男と生まれたばかりの0歳の次男と過ごした幸せな思い出と同時に、日中“自宅”という名の無人島に3人取り残されたような孤独は、生々しく思い出されます。

<専業主婦など、外部との交流がないお母さんほど育児不安になる割合が高いことがわかっている>

との著述が『保育園義務教育化』にあります。保育園が幼い子を持つママの“交流の拠点”でもあり、“不安の緩衝スポット”ともなりうるのです。

 

■3:子どもが人生の成功者になる確率があがる

古市さんによると、アメリカの実験では、「良質な保育園に行った子どもは、人生の成功者になる可能性が高い」という結果が出ているそう。

<日本ではこれまで、多くの子どもたちは「非認知能力」を家庭や地域で身につけてきたのだろう。社会全体に格差がなく、豊かな時間はそれでよかった。しかし、これから日本社会ではそうもいかなくなる>

家庭環境は多様化しています。結果、子どもの生活環境にも格差が生じています。子どもたちが中学生、高校生になったら、親よりも友人や周りの環境から得るものが増えていくでしょう。その時のためにも、幼いうちから多くの子どもが良質な保育機会を与えられることが大切とのことです。

 

以上、保育園のすごいメリットをお届けしましたが、いかがでしょうか?

今朝も「一緒にいてあげられなくてごめんね」と、罪悪感をたっぷり背負いながら子どもを保育園に預けてきたママもいるでしょう。でも、乳幼児期の集団生活が、子どもの生きる能力につながっているかもしれないことを覚えておいてくださいね。

 

【参考】

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