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「お名前いただけますか」あげませーん!うっかりNG敬語あるある2つ

ある働き女子から、「“お名前様、いただけますでしょうか?”と電話でお客様に申し上げたら、“君にはお世話になっているけど、名前はあげられないなあ”と大笑いされたんです。マニュアル通りだったのになにがいけなかったのでしょうか?」と質問を受けたことがある。

普段、日本語を不自由なく使っているにもかかわらず、敬語を使いこなすことは難しい。

仕事のコミュニケーション上、避けては通れないこの正しい敬語問題。「自分は大丈夫!」と思っていても、気付かずにNG敬語を使って、クライアントから密かに失笑を買っているかもしれない!

今回は、ホスピタリティコンサルタントである筆者より、日常に溢れている“NG敬語”の中から、2つピックアップしてご紹介したい。さて、うっかり使っていないかどうか、チェックしてほしい。

 

■1:「お名前様、いただけますでしょうか?」

「お名前様、いただけますでしょうか?」なんて言い方、していないだろうか?

名前に“お”をつけることは“美化語”といい、もちろん問題はない。しかし、“様”を付けるのは誤りである。様は人格のないものにはつけないことになっている。

結婚式の招待状を思い出してほしい、“御芳名”とだけあり“御芳名様”とはなっていないはずだ。

そして「いただけますか?」と「頂戴できますか?」は、2つとも一見丁寧に聞こえるが、この場合はどちらもNGである。名前は“あげるものではない”のだから。

また“お名前”という名詞の後には助詞がつくべきなのだが、脱落しているため丁寧さが感じられないのも残念な点だ。正しくは「お名前をお聞かせいただけますか?」または「お名前をお教えいただけますか?」となる。

 

■2:「させていただきます」の使いすぎ

自己紹介するときなどに、「●●大学を卒業させていただき、アメリカに留学させていただいた後、●●社に入社させていただきました」などと言っていないだろうか?

聞いているほうからは、「どれだけ人の力を借りてここまで来たのか?」という印象を受けて、「この人、大丈夫だろうか」と心配になってしまう。

“●●させていただく”というのは、本来相手に許可を得て何かをするときの表現で、自分が何かをしたときの表現ではない。

丁寧表現は、必要なときに使うことが重要だ。余計な言葉があると相手に伝わりにくくなり、回りくどく、わざとらしさすら与えることもあると覚えておこう。

正しく言うなら、「●●大学を卒業し、アメリカに留学した後、●●社に入社いたしました」ならOK。ごくシンプルな言い方ではあるが、わかりやすく自然であろう。“いたしました”という謙譲語が使われているのもポイント。失礼な印象を与えない効果が出せている。

 

以上、今回は意外に知られていないNG敬語とその理由についてご紹介したが、いかがだろうか?

正しい敬語を身につけるには、NG敬語の事例を知り、使わないようにすることからスタートするのもいい方法だ。基本さえ身につければ自信がつき、コミュニケーションもスムーズになり、仕事もうまくいくこと間違いない。

もちろん相手に好印象を与えるためには、使う言葉の正しさだけではなく、声色や表情も重要であることも付け加えたい。

あなたも今日から敬語センス磨きを始めてみてはいかがだろうか? 英会話や料理教室通いに負けず劣らず、あなたの女子力アップに貢献できるだろう!

 

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