デジタルの発展とともに成長し、2000年代以降に成人したミレニアル世代は、これまでの世代とは意識や行動が大きく異なっていると言われます。BWRITEでは日本のミレニアル世代のうち、その中心層である25~29歳の働く未婚女性500人を対象に「情報収集に関する意識調査」を実施。信頼する情報源や情報収集の方法に迫りました。

ファッション・コスメ情報は「店頭」「雑誌」「インスタ」から。コスメは「口コミサイト」も。

ミレニアル世代の中心層である20代後半の女性たちは、商品やサービスについての情報を普段どこから得ているのでしょうか。「ファッション」「コスメ」「フード・グルメ」「旅行・おでかけ」の4つのカテゴリーについて調査を行いました。その結果、ファッションとコスメ、フード・グルメと旅行・おでかけには、それぞれ共通の傾向があることがわかりました。

まずファッションとコスメについて見ていきます。ファッション、コスメでは、普段は「店頭」「雑誌」から情報を得ている人が多いようです。SNSでは「Instagram」がファッションで4位、コスメで5位と、多くの人の情報源となっています。

異なる点としては、ファッションでは「テレビ」が3位ですが、コスメでは10位と大きく順位を下げていることが挙げられます。またコスメでは、@Cosmeなどの「口コミサイト」が3位となっており、情報源として広く利用されているようです。

<「ファッション」の情報を普段どこで得ていますか?(複数回答)>

<「コスメ」の情報を普段どこで得ていますか?(複数回答)>

グルメや旅行の情報は「テレビ」「友人」から。旅行では「雑誌」「書籍」も人気。

次に、フード・グルメ情報と旅行・おでかけ情報について見てみましょう。フード・グルメ、旅行・おでかけについては、どちらも普段はテレビから情報を得ている人がもっとも多いという点が共通しています。また「友人や家族」からの情報も上位です。

<「フード・グルメ」の情報を普段どこで得ていますか?(複数回答)>

<「旅行・おでかけ」の情報を普段どこで得ていますか?(複数回答)>

異なる点としては、フード・グルメ情報では、「友人や家族」、食べログなどの「口コミサイト」が上位となっており、実際に食べた人の感想が非常に重要視されています。

一方、旅行・おでかけ情報では2位が「ネット検索」となっており、普段から行きたい場所などを検索して情報を得ている人も少なくありません。また4位に「雑誌」、5位に「書籍・本」が入っており、他のカテゴリーに比べ、紙媒体からの情報収集が多い傾向が見られます。

雑誌を「1ケ月に1冊以上読む」35.6%。「全く読まない」25.6%。

近年は雑誌離れが進んでいると言われていますが、今回の調査では、ファッション、コスメ、旅行など複数のカテゴリーで「雑誌」は情報源の上位に入っています。実のところ、ミレニアル世代の20代後半の女性はどの程度雑誌を読んでいるのでしょうか。購入の有無に関わらず、雑誌をどのくらい読むのかを答えてもらいました。

<「雑誌」をどのくらい読んでいますか?(単一回答)>

すると、過半数の54.0%が2~3カ月に1冊以上読んでいると答えました。1ヶ月に1冊以上読んでいる人は全体の35.6%であり、1ヶ月に3冊以上読む人も11.4%いるようです。一方、全く読まない人も25.6%と、読む人と読まない人とに大きく分かれているようです。

<「雑誌」を読む方法は?(複数回答)>

読む方法では、紙の雑誌を自分で購入して読むパターンがもっとも多く、雑誌を読む人のうち60.3%を占めました。次いで、紙の雑誌を美容院や飲食店などで読む(44.3%)、紙の雑誌を書店やコンビニで読む(23.7%)となっています。

一方、電子書籍の読み放題サービスを利用して読んでいる人は購入者の9.3%、個別の電子書籍を購入して読んでいる人は3.7%でした。今回の結果を見る限り、20代後半女性では電子書籍で雑誌を読む人は少数派のようです。