雨が多くて、じめじめする梅雨どきは、ただでさえ気分が沈みやすのに、肌や髪のトラブルも多発してガックリしてしまいますよね。不快な季節を乗り切る正しいお手入れ術を、米肌ビューティープロデューサーの宇都宮己良子さんに教わります。

 

 

梅雨のトラブル1「肌がベタつく」

本来、肌は湿度が高いと乾燥しません。梅雨どきに、肌に触れてみても、カサカサしていることはあまりないのではないでしょうか。そのため「うるおっている」と感じて、保湿がおろそかになることもあると思います。ところが「梅雨どきの肌は、実はゴワゴワになっていることが多いんですよ!」と、宇都宮さんは言います。

「たとえ雨が降っていても、気温が高ければ汗をかきます。実は、汗をかくと肌のうるおい成分のひとつであるNMF(天然保湿因子)が汗と一緒に流れてしまうんです。その結果、表面はベタベタしているのに、肌の内部は乾燥が進んでいるケースが多くあります。ベタついているところは、汗をたくさんかいている部分なので、それだけうるおい成分が流出している恐れがあるということ。だから、しっかり保湿をすることが大切です」(宇都宮さん)。

【結果に差が出る!プラスαの保湿テク】

①化粧水をコットンにたっぷり含ませ、やさしくパッティングをします。その後、手のひらに500円玉くらいの量をとり、顔全体にもう一度ムラなくつけます。

 

 

②1分ほど待って化粧水が肌になじんだら、クリームをパールひと粒分くらい、顔全体にムラなくつけます。

 

 

③手のひらを頬に当ててハンドプレスをします。

 

 

「保湿には、水分と油分の両方が必要なので、化粧水だけではなくクリームも合わせて使うことが大切です。ハンドプレスをするとクリームの浸透がより促されます。ちょっとしたことですが、毎日行っていると結果がかなり変わってきます。違いは、やってみた方だけが分かりますよ(笑)」(宇都宮さん)

【おすすめのアイテム】

肌潤化粧水 120ml 5,000円(税抜)

まろやかな使い心地で肌に吸い込まれるように浸透。角層の奥までうるおいで満たし、ふっくらキメの整った肌へ導きます。

 

 

肌潤ジェルクリーム 40g 5,000円(税抜)

たっぷり配合された保湿成分が素早く肌になじみ、長時間うるおいをキープ。ベタつきが気になるシーズンも使いやすい、さっぱりみずみずしい使い心地。

 

 

梅雨のトラブル2「メイクが崩れる」


小鼻のワキにファンデーションがたまったり、顔全体がテカテカしたり、気温が高くてじめじめする日は、メイクが崩れやすくなります。こまめにメイク直しをできないこともあるので困りますよね。「朝、ベースメイクをするときに、ちょっとしたテクを使うだけで断然崩れにくくなりますよ!」と、宇都宮さん。液状のベースメイクを使った、メイク崩れを起こしにくい仕込み術をご紹介します。

【STOPメイク崩れ!スポンジ活用術】

①スキンケアがある程度なじんだ後(目安は3~5分)、ベースメイク料を顔の内側から外側に伸ばし、顔全体に広げます。

 

 

②スポンジを水で濡らし、強めに絞って水を切ります。

 

 

③スポンジの側面が丸くなるように、人差し指をスポンジの中央に置き、親指と中指でスポンジの端を持ちます。そして、この濡れたスポンジを使って、やさしくパッティングするようにベースメイク料を顔全体に叩きこみます。肌への密着度がアップするので、メイク崩れを起こしにくくなります。

 

 

「こうするとメイクが崩れにくくなる理由は、液状のベースメイクにも必ず粉が配合されているからです。水を含んだスポンジを使うことで、粉と粉が密着し、ベースメイクの膜がより強固になって崩れにくくなります。ベースメイクをつけた後にフェイスパウダーをつける場合は、皮膚表面の水分がある程度乾いてからつけてくださいね」(宇都宮さん)。

【おすすめのアイテム】

澄肌ホワイトCCクリーム 30ml 3,500円(税抜)

気になる肌トラブルをしっかりカバーしながら、透明感を引き出す美白CCクリーム。SPF50+・PA++++。フェイスパウダー効果のある「さらさらエアインパウダーEX」配合。ふわっと軽い仕上がりで夕方まで皮脂ぐすみせず、さらさらの仕上がりが持続します。全2色。

 

 

梅雨のトラブル3「髪が広がる」

湿気を含んだ髪は、ぼわっと広がったり、うねったり、取り扱いが厄介。しかも、湿気を含んでいるはずなのに、なぜか手触りはゴワゴワ……。「もしかしたら、オーバードライで髪の内部が乾燥しているのかも」と、宇都宮さんは言います。

「髪がゴワゴワになる原因のひとつに、オーバードライがあります。ドライヤーの熱で髪の表面がダメージを受けると、キューティクルが乱れてしまうので手触りが悪くなります」(宇都宮さん)。

ドライヤーの熱によって、髪の表面はゴワゴワ。そして、ゴワゴワの表面から湿気が入り込み、広がってしまう負のスパイラルに陥ってしまうんですね。宇都宮さんも実践しているという、オーバードライを防いで、つややかな天使の輪を作るポイントをご紹介します。

 

 

【天使の輪を作るドライヤーテクニック】
①タオルドライ後、ドライヤーの風量を「大」にして頭皮を乾かします。
②頭皮が8割くらい乾いたら、ドライヤーの風量を下げ、髪を小分けにして乾かします。ちょっと引っ張りながらブローすると髪にハリが出て、つややかに!
③風量「大」の冷風にして、キューティクルを閉じます。髪の表面が平らになるので、光を反射しやすくなり、「天使の輪」がある髪の毛に。

 

 

 

「一番のポイントは、最初にしっかり頭皮を乾かすことです。頭皮が乾いていないと、いくら髪の毛を乾かしても頭皮の水分が髪に伝わってきてしまうため、ドライヤー時間が延びてしまい、オーバードライになりやすくなります。ドライヤー前に、熱から髪を守る効果があるヘアケアアイテムを使うのもおすすめです」(宇都宮さん)。

雨が多くて、じめじめする梅雨どきは、なんとなくお手入れを頑張る意欲が低下します。でも、正しいケアをすれば、肌や髪はきちんと応えてくれるはず。憂鬱なシーズンに負けず、自分を慈しんで、うるおいのある毎日を過ごしたいですね。

<関連記事>
カサカサ肌に決別宣言!「重ねづけ保湿」でキメの整った肌に
肌も5月病?新生活で起こりやすい肌トラブル
美容家 深澤亜希さんがアドバイス!大人女子が続けたい美容習慣とは