1:ツンデレとヤンデレの意味は?

最近は新しい言葉がどんどん作られていきますね。ツンデレとヤンデレもそう。あなたはこのふたつの意味をご存じですか? わからない人もいると思うので、漫画原作を手がけたこともある小川沙耶さんに伺ってみました。

小川:ツンデレはツンツンしているけれどふたりきりになったりすると急にデレる性格だったり、キャラクターだったりのことですね。

一方、ヤンデレとは、「病んでいる」と「デレる」の合成語です。精神的に病んでいるキャラクターが、愛情を表現する様子を表している場合と、相手を好きになり過ぎるあまり、徐々に精神的に病んでいってしまう状態のことをいう場合があります。

なるほど。どちらかといえば筆者はツンデレの方がいいですね。あれ? 聞いてないですか?

 

2:ツンデレがよくいう言葉9つ

ツンデレとヤンデレの違いはわかったけれども、具体的にイメージできないという人もいるでしょう。なので、ここでは、ツンデレがよくいう言葉を紹介しましょう。小川沙耶さんお願い致します。

(1)「別に好きじゃないんだからね!」

小川:定番なのが、「別に好きじゃないんだからね!」でしょう。これは、女性から親切なことをしてもらった男性が「ありがとう。でも、なんでそんな親切なことしてくれんの?」と首を傾げたときに思わず口から出る言葉。顔を赤らめながら「別に好きじゃないんだからね!」と言えば完璧ですね。

男性が「俺のこと好きなの?」などとは一切聞いてないのに、本人が意識するあまり、うっかり好きか嫌いかで答えてしまうというもの。否定しているのに、しきれていない……ってところがツンデレ。

(2)「照れてなんかないんだから!」

小川:カップルの間なんかでありそうなセリフなのが、「照れてなんかないんだから!」。これは、男性側から何かしてもらって「顔が赤くなってるぞ」などとからかわれたときに、返す言葉として使うとツンデレキャラのできあがり!となります。照れてないと必死に否定する姿、それこそが照れてる証拠というわけですね。

(3)「風邪引いたんなら連絡ぐらいしなさいよ!」

小川:わかりやすいツンデレ発言は、「風邪引いたんなら連絡ぐらいしなさいよ!」です。男性が風邪を引いて熱を出してしまったというときの発言ですね。怒りながらも、その発言内容にはしっかりと心配しているというニュアンスが含まれています。

(4)「早く行くわよ!……ほら、手、つなぎなさいよ……」

小川:次に紹介するのは「早く行くわよ!……ほら、手、つなぎなさいよ……」というもの。夏祭りなんかをイメージしてもらえると、わかりやすいかもしれません。

浴衣を着た女性が、リードしてくれない男性に「早く行くわよ!」なんて急かしながらも、ちょっと恥ずかしそうに手をつなごうとするっていうツンデレシーンです。これ、言われてみたい男子は多いのでは?

(5)「好きか嫌いかって言われたら……嫌いじゃないわよ!」

小川:「好きか嫌いかって言われたら……嫌いじゃないわよ!」といったセリフも、言われてみたい男子は多いと思いますね。「俺のこと好き?」なんて男性が訊ねてきたときの受け答えで発生するツンデレセリフです。

「好きだよ」とは言わずに「嫌いじゃない」と否定型で答えるところが、恥ずかしがり屋なツンデレのポイント。

(6)「……素直な女の子のほうが好き?」

小川:ツンデレ女子も、ときには自分のツンデレぶりに落ち込む時があります。どうしても素直になれない自分が憎らしくなって「……素直な女の子のほうが好き?」なんて言ってしまうこともあるでしょう。

いつもツンツンしている女子が目を潤ませて、らうつむきがちにこんなことを言ってきたら……ドキッとする男子も多いのでは?

(7)「あんたは、私のことだけ見てればいいのよッ。だから……、その……、私もあんたのことだけ見てるからッ……」

小川:ちょっとデレの要素が強い発言になっちゃいますが、「あんたは、私のことだけ見てればいいのよッ。だから……、その……、私もあんたのことだけ見てるからッ……」なんていうのもあります。

「私だけを見てろ」と強気の発言なのですが、伏せがちな目で自信なさげに言うとツンデレとなります。後半のセリフはまさにデレですね。

ツンデレ女子は恥ずかしがり屋なので、2回は聞けないかもしれませんよ。聞けた男子はラッキーかも。

(8)「……バカ」

小川:まさに定番中の定番なセリフ。シンプルに「……バカ」といったものも人気。この発言は恥ずかしがりながら言うのがポイントです。短いから様々なシチュエーションで使えます。

「キスしたい?」
「……バカ」

こんな感じのやり取りを妄想している男子は多いのでは?

(9)「しかたがないから、そのときはあんたと結婚してあげる」

小川:最後に紹介するセリフは「しかたがないから、そのときはあんたと結婚してあげる」です。上から目線で「しかたがない」なんて言っていますが、プロポーズに近いセリフ。それだけに、その男性に対してメロメロであることが伝わるでしょう。恋愛アニメでいえば、もうすぐ最終回っていうシーンでよく使われます。

 

3:モテるツンデレ男の特徴・行動・理由9つ

今度はツンデレ男子に焦点を当ててみたいと思います。モテるツンデレ男子は、どんな特徴を持っているのでしょうか? 小川沙耶さん、お願いしま~す。

(1)人前ではクール

小川:「人前ではクール」というのは、ツンデレ男子の基本だと思います。デレの部分はなかなか見せてくれません。そのため、最初は「いつもクールな人」という印象を抱きがち。ですが、お酒が入ったりしたときに、デレっとした表情などが溢れてしまえば、そのギャップに女性はドキッとするはず。

(2)人見知り

小川:ツンデレ男子がなぜ人前でクールなのかというと、それは人見知りだから。初対面からいきなり打ち解けることはありませんし、打ち解けられるのも苦手です。しかし、人見知りではあっても人が嫌いというわけではない。なので、じっくり時間をかけて仲良くなると、デレっとした部分が顔を覗かせてくるでしょう。

「ツンデレ男子の照れた表情が好き」という女子は多いのでは?

(3)プライドや自尊心が高い

小川:ツンデレ男子の中には、プライドが高く自尊心の強い人もいます。女性にデレデレとするのはみっともないことだと思っているわけですね。なので、情けない姿や女性に甘える姿をなかなか見せたがりません。それは「カッコいい自分でいたい」という気持ちの表れであることも。

しかし、いつもそんな自分でいられるわけではありません。気の許した相手には、ときに甘えることもあります。

(4)恋愛には時間をかけるタイプ

小川:上述の特徴を見てみるとわかると思いますが、ツンデレな男性は人前ではクールで人見知りなため、恋愛に時間がかかります。慎重でなかなかデレたところを見せようとしないため、男女の距離感がなかなか恋愛の距離感にならないのです。

また少しひねくれているところがあるため、好意をストレートに受け取らず、「俺の勘違いかも」と邪推してしまう傾向も。

だからこそ、恋人になると、安心してデレデレとしてくるというわけです。

(5)女子の失敗をやたらと覚えている

小川:女子のことをからかってくるツンデレ男子も存在します。からかうことで好きな女子と会話できるし、仲のいい雰囲気が作れると考えているわけです。そのため、女子の失敗をやたらと覚えていたり、昔の失敗を引っ張り出してきてからかってきたりもします。まるで幼稚園児のスカートめくりですね。

しかし、それはツンデレのツンの部分。女性が本当に困ったときには、しっかりと助けてくれるといった一面をもつのも、このタイプのツンデレ男子の特徴です。

(6)不器用

小川:ツンデレ男子は不器用な人が多い印象を受けます。自分の気持ちを素直に表現することができず、どこかひねくれた態度をとってしまったり、誤解を受けるような言い方をしてしまったり……、そんな性格をしていることも少なくありません。しかし、ツンデレ男子はどこかに必ず純真な部分を隠し持っています。

「とろい奴だな」なんて言いながらも仕事を手伝ってくれる……なんていうのは典型的なツンデレ男子でしょう。

(7)超照れ症

小川:超照れ性というのも、ツンデレ男子によく見受けられる特徴のひとつです。それはツンデレ女子も同じだと思います。「カッコいいね」なんて声をかけられると、顔を真っ赤にして「そんなことねえし!」なんて否定するのがツンデレ男子。好きな人からの褒め言葉は嬉しい反面、恥ずかしくてついつい否定してしまうのです。

(8)一途

小川:ツンデレ男子の最大の特徴といっていいのが、「一途」というもの。ツンデレ男子は相思相愛になるまでは非常に時間がかかり、おまけにネガティブになりがち。ですが、一度付き合い始めると浮気をするようなことはありません。

心を開くまでには時間がかかりますが、一度心を開くと信頼して本当の自分を見せてくれるというわけ。デレデレする姿を見せられるのは恋人だけ、というわけです。

(9)本当は甘えん坊

小川:ツンデレ男子はクールで人見知り。デレデレするのはみっともないと思っていることは上述しました。そのため、普段から気持ちを抑え込んでいる部分があります。そういったタイプは、ふとしたきっかけで甘えん坊になることがあります。

好きな女性が自分を受け入れてくれるとわかると、思いっきりデレデレして甘えてくるのです。

 

4:ツンデレ男子は結婚に向いてる?

いかがでしたか? ツンデレ的発言やツンデレ男子の特徴を見てきました。女子も男子も、「冷たいことを言う割に、行動には優しさがある」というのがツンデレの特徴のようです。ツンデレ男子との恋愛は、最初はうまくいかないことも多いかもしれません。しかし、ひとたびカップルになれば、心からの誠意を見せてくれることでしょう。

実は結婚相手に向いているタイプかもしれませんよ。浮気をしない真面目な男性がいいと思うのであれば、ツンデレ男子を狙ってみては?

 

【取材協力】

小川沙耶・・・ライター・官能小説家。都内の金融関連会社で派遣OLをしながらニッカンスポーツにて小説家デビュー。著書に『美人妻・肉棒狂い』『美人妻・蜜壺いじり』『淫欲妻・愛液垂らし』(大洋文庫)がある。『人妻不倫ファイル:純愛と肉欲に常識はいらない』『女性社員から“きもい”と言われない働き方』『美人妻 蜜壺いじり』の著者。漫画原作、恋愛小説家、官能小説家。