専業でも共働きでも「私がほとんど家事をしてる!」という主婦は多いことでしょう。では一体、あなたの夫はイザというとき自分で家事・育児をできる生活能力があるでしょうか?
今回はベネッセコーポレーション発行の主婦向け生活情報誌『サンキュ!』が読者モニターの配偶者(男性)197人を対象に実施した「2017年度“うちパパ”意識調査」の結果をご紹介します!

妻がいなくても「家事ができる」男性は約5割!

家事に積極的に取り組む男性を“うちパパ”と命名し、その実態を調査しました。

まず「もし今、妻が家事をできなくなり(出産、体調不良、入院などの理由により)、急に家の中のことをやらなければならなくなった場合、あなたは家の中のことを上手くこなすことができると思いますか?」と質問しました。

すると回答は、「多分できると思う」が最多で39%。次いで、「多分できないと思う」(25%)、「できないと思う」(16%)、「できると思う」(12%)の順に。

全体的に見ると、多分も合わせて「できる」と答えた夫が51%。しかし「できる」と言って実はできない場合もあるでしょうし、逆に意外な力を発揮する夫もいるかも。

次に「あなたは、妻が(出産、体調不良、入院などの理由により)家事をできなくなり、急に家の中のことをやらなければならなくなった経験がありますか?」と尋ねると、「ある」と答えた人が60%、「ない」は12%。なぜか「回答できない」と答えた人は28%でした。

妻が家事をできなくなる状況は案外多いもの。そんなとき、お互いに困らないように普段から“夫の家事教育”が必要かも!

家事をして夫が「つらかった」と思ったことは?

では、夫たちは自分が家事をしなければならなかった状況について、どう感じたのでしょうか?

「家事がつらかった」と答えた夫からは、

「夜に洗濯をして干すのが面倒だった。洗濯機が終わるまでに寝てしまう事もあった」

「冷蔵庫にあるものからレシピを考えられなかった。結局、病気の妻に何を作れば良いか相談した」

「普段料理をしないので、子どもに何か作ってあげるときもおやつをあげるにも、どこに何があるかさっぱりわからず困った」

という声が。

こうしてみると、普段妻がすべての家事と育児を担当している状況は決して美徳ではなく、妻の不満を高めるばかりか、かえって夫の生活能力を奪う結果になっているのかもしれません。

一方、「つらくなかった」と答えた夫からは、

「自分のペースでできるので辛くはなかった」

「ひとり暮らしの経験があったので特に大変なことはなかった」

という頼もしい意見が出ていました!

夫の生活能力を高めるには

出産や病気、事故などで妻が入院。または、妻が冠婚葬祭などで実家に帰省したり、仕事で帰宅が遅れたりという場合もあるでしょう。

そんなとき、夫がオロオロして「おい、●●どこだっけ!?」という状態では困りますよね。では世の主婦たちはどのようにそんな状況を避けているのでしょうか? 米国で暮らす、周囲の共働きの主婦たちに聞いてみました。

住宅関連の仕事をするE子さんは以前、急病や早産したことから2週間~1ヵ月ほど夫と子どもを残して入院した経験が何度かあります。

「夫は以前シェフだったので料理は問題なし。ひとり暮らしが長かったので家事を任せても基本的にまったく困りません」と話します。

「共働きということもありますが、入院したり里帰りしたりという状況が今まで何度もあり、いつも相手に頼り切らず、家のどこに何があるか、いつ何をすべきかお互いに普段から把握するよう心がけている」そうです。

また化粧品関係の仕事をするM子さんは、「毎年、夏休みは子どもと1ヵ月ほど日本の実家に帰省します。夫は残って仕事ですが、たまに自分ひとりになると気楽で嬉しいみたい。家事も必要なことはちゃんとしてくれます」と話していました!

いかがでしたか?

人間、必要に迫られると、案外何でも自分でできるものなのかも。夫のためを思い、たまにはそんな状況を作って夫の生活能力向上を図ってみてもいいかもしれませんね。

(ライター 相馬佳)

【参考】

2017年度「うちパパ」意識調査 ‐ ベネッセホールディングス

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