DJあおいさんと「仕事がデキること」について考えていく連載「私は仕事ができない。」76回目のボヤきは「時間が足りないと思ってしまう原因」です。

【今週のボヤき】

最近、時間を奪われている感じが拭えません。会議や友人との予定など仕事やプライベートの予定を詰め込みすぎかな? と思い、なるべく予定を入れないようにしたのですが、それでも「時間が足りない」と思ってしまいます。

忙しくても自分の時間を使えている人と、時間があっても「時間が足りない」と思っている人のちがいは何でしょうか?

「時間が足りない」原因は…?

人というのは「わからないもの」に不安を抱くものでして、多くの人にとって最も不安なものは「未来」なんですよね。

そこに明確な目標となるものがあれば、今何をやるべきなのか、そこに至るまでにどれくらいの時間を要するのか、具体的な時間の管理というものができるのですが、未来に進むべき目標がないとただ不安なだけになってしまうんですよ。

今の生活を続けていてどこに進むのかもわからない、このままの生活で正しいのか、それとも誤りなのかもわからない。

そうなるとただ漠然とした未来の不安に苛(さいな)まれ、不安な未来を塗りつぶすように予定を詰め込んでいくわけです。

自分に残された未来があと一週間程度なら、その程度の努力でその不安は消えてくれるでしょう。

しかし五体満足でウン十年も未来が残されている身としては、予定をどれだけ詰め込んでも不安という名の未来はまだまだ残っているんですよね。

不安な未来を早く塗りつぶして安心したいのに、まだ未確定で不安な未来が残っている、「先が見えない」という焦燥感に駆られて居ても立っても居られない、それが「時間が足りない」と思ってしまう原因だと思います。

足りないのは本当に「時間」?

その日一日がある程度満たされると、未練もなく今日にサヨナラできるんですけどね。

その日一日が充実しないと、えも言われぬ物足りなさで未練たらたら。

無駄に夜更かしをしたり、用もないのに深酒をしてしまったり、充実を求めて無駄な時間をさまよってしまうわけです。

正確に言えば時間が足りないのではなく充足感が足りない。

一日24時間の中で自分を納得させる充足感を得ることができれば余った時間は余裕の時間。

どんなに忙しくてもそこに充足感がなければ余裕の時間はできないということですね。

充足感を得るために必要なものはその日の目標。

目標を達成して充足感を得ること、目標を達成できなかった場合は反省で埋め合わせること。

時間というのは限りある命そのものですからね。

時間の使い方が上手い人は命の使い方が上手いんですよ。