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おしゃれ度UP!日本らしい香水で梅雨をさわやかに

じめじめした梅雨どきは、なんとなく気分が沈んだり、おしゃれを頑張る意欲が低下したりしますよね。そんなときは、香りの力を利用してみて。日本独特の風土から生まれた「パルファン サトリ」を取材しました。

 

 

香りはマインドを上げてくれる、ワンランク上のおしゃれ

「香水は、香りが強いから苦手」「ナチュラルな石けんの香りが一番」と思っていませんか。たしかに、欧米が生み出した香水の文化は、乾いた気候やアグレッシブなメンタリティ、欧米人に合わせてできあがったもの。そのため、控えめで周囲と調和することを好む日本人には強すぎることもあります。

でも、「香りはマインドを上げてくれるもの。ワンランク上のおしゃれです。活用しないのはもったいないですよ」と、調香師の大沢さとりさんは言います。

さとりさんは、フランス調香師協会会員であるとともに、華道草月流の師範、茶道裏千家の茶名も取得した、香りと和文化に精通した女性。和の歴史と文化への敬意と「日本の香水文化を育てたい」というフィロソフィーをもとに、六本木で「パルファン サトリ」というアトリエを構えています。

さとりさんが言う「香りをワンランク上のおしゃれとして楽しむ」ためには、どうすればいいのでしょうか。

「おしゃれの総仕上げ、最後のパズルの1ピース、のように香りをとらえて、自分の思い描くなりたい女性像、そして自分が居心地よく感じられる香り、和む香りを、その調和に組み込んでみてください。様々な色を重ねた淡い水彩画のように、自分自身に調和する香りを選ぶのです。また、香水は、トップノート、ミドルノート、ラストノート、と時間が経過することによって香りが変化します。一曲のオーケストラを聴くように様々な変化を楽しむくらいの気持ちで選ぶのもいいですね。

まとう香りや量は、大きな会場でのパーティか小さなお食事会といった場所の大きさでも変わりますし、和食か洋食か、お茶会、しつらえ、どんな方との会話か、などによっても異なります。シーンをイメージして服装を考えるように、香りもおしゃれを総合的にまとめるような選び方がいいと思います。

大人になるにつれて、質のいいものを品よく少し香らせるだけで、その人らしい美しさを醸しだせるんです。いい香りだな、近寄ってみたいな、と思わせられたら素敵ですね」(さとりさん)。

 

 

<つける量>
例えば、手首1カ所につき、2スプレー程度。

 

 

<つける場所>
・手首、ひじの内側、くるぶし、膝の裏、ウエスト、など、血流がいい場所。体温が高いので香りがたちやすくなります。
・ウエストにつけて、浴衣の身八つ口(脇の下の開いている部分)からほのかに香らせるのも色っぽいです。

※NG箇所は、デコルテより上。鼻に近すぎて嗅覚が鈍くなり、つけすぎて香りが強くなりすぎることがあります。また、耳やうなじなどにつけて、紫外線があたるのも肌によくありません。

 

 

梅雨どきに選びたいおすすめの香り3つ

「パルファン サトリ」のコレクションの中から、高温多湿の日本の梅雨をさわやかに乗り切る、おすすめの香りをセレクトしました。

●紺白(こんしろ/写真右)(オードパルファン/50ml 12,000円税別)
シンプルで上質な日本の暮らしになじんできた色の組み合わせ、「紺と白」の色が香りのイメージモチーフ。雨や湿度の高い朝も、きりっと気分を上げてくれるよう。さわやかさの中にほんのり苦みのあるレモンピールのトップに始まり、ラストは、夕立ちの後の空気が澄んだ、柔らかく癒される香り。オフの日、特に浴衣を着る日や花火鑑賞などにおすすめ。

●Satori(さとり/写真中央)(オードパルファン/50ml 16,000円税別)
同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅(じんこうぼく・きゃら)の香りが、一本の道筋となって香炉から立ち上るさまを凛とした姿勢になぞらえた、パルファン サトリの代表作。背筋がシュッと引き締まるような心地よい緊張感を引き出しながらも、寺院に参拝したかのような心洗われる休日の安らぎをも感じさせてくれる。オン・オフの上手な切り替えに。

●織部(おりべ/写真左)(オードパルファン/50ml 12,000円税別)
16世紀の茶人、古田織部の大胆で自由な気風、濃い緑と黒のモダンな焼き物からインスパイア。いわゆるグリーンティーの香りではなく、まさに日本のお抹茶の香り。甘さと渋さ、雨に濡れたつややかな緑を感じさせる。夏の暑さの中でも、活動的に過ごしたいときに。

 

 

加齢臭は、大人の女性にしか出せない奥ゆかしいエッセンス

「パルファン サトリ」オーナーパフューマー大沢さとりさん。

年齢を重ねると、自分の身体から発せられる臭いが気になることはありませんか? 実は、女性の加齢臭に関しても、さとりさんからアドバイスがありました。

「女性はお手入れに対してマメなので男性ほど話題になりませんが、女性にも加齢臭はあります。お風呂から上がって6時間以上経過すると、雑菌が増殖しやすくなり加齢臭がしやすくなります。ウエットシートで拭いたり、どうしても気になるようだったら改めてシャワーを浴びたりして、清潔を心がけるといいですね。

加齢臭は決してネガティブなものではなく、年齢を重ねた人にしか出せない、奥ゆかしく深みのある、その人らしいエッセンスなんだと捉えてみてはいかがでしょうか。香りはつける人と相まって、さらに豊かに広がります」(さとりさん)。

おしゃれの一部だったり、気分を高めてくれたりする香り。上手に活用して、大人の女性の魅力をさらに高めてみませんか。

 

 

<取材協力>パルファン サトリ
パルファン サトリの全コレクションを取り揃えた、アトリエ兼ショップ。ゆっくりと香りを試しながら、専門知識の豊富なスタッフが香水選びのアドバイスをしてくれます。フレグランススクールや自分だけのフレグランスをデザインできる教室も開催。

 

パルファン サトリ

 

 

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Photo:Mina Imai
Text:Yuka Hanyuda