先日、港区・増上寺にて開催されたミャンマー祭りに出かけてきました。増上寺の境内に、ミャンマー料理の屋台や、メイド・イン・ミャンマーの雑貨などを売る屋台が立ち並んで、お祭りは大盛況!

その中の一角で開かれていた、ミャンマー語体験ブースの前を通りかかると「ミャンマー語の名前をつけてみませんか?」と声を掛けられました。

わーい、つけてほしいです! と喜んで答えたところ……こんな質問をされたのです。「何曜日生まれですか?

【生まれた曜日、わかりますか?】

体験レッスンのお姉さんたちに突然「何曜日生まれですか?」と聞かれ、友人と私はそろってキョトン。生まれ曜日を聞かれてすぐに答えられる日本人は、なかなか居ないのでは……?

ところが、ミャンマーの人たちは、皆自分の「生まれ曜日」知っている……どころか、相手の名前を聞いただけで、その人が何曜日生まれかわかる、というのです。

一体どゆこと!?

【曜日によって名前に使う文字が決まる】

実はミャンマーでは、生まれた曜日によって名前の最初に使える文字が決まっているのだそう。日本語で言うと「あ行」「か行」など、最初の音のグループが決まっているような感じ。

生まれ曜日は、インターネットなどで簡単に調べることができました。ちなみに私は、木曜日生まれ。

「木曜日生まれなら、このリストから選んでね」と言われ、いくつかの選択肢の中から文字の可愛かった「モーモー」をチョイス。

このあと選んだ言葉に何かを付け足して名前にするのかと思いきや……特にその先の発展はなく、私のミャンマー語の名前はそのまま「モーモー」になりました(笑)。

ちなみに「モーモー」は「雨」という意味だそう。気に入った!

【文化・生活に結びついた占い】

ミャンマーの人たちにとって、生まれた曜日で決まるのは「名前」だけではないのだそう。

各曜日によって方角・惑星・守護動物が決まっていて、その人の性格や仕事などへの適性、周りの人々との相性まで、すべて生まれ曜日によって占うのが当たり前なんですって。

日本では血液型占いや、干支、Pouchのポタちゃんでおなじみ12星座占いが盛んですが、ミャンマーでは曜日占いと文化・生活、そして人生までもが、密接に結びついているんですねえ。

国際交流のイベントで、その国ならではの食べ物を味わったり、特産物や工芸品を見たりするのは、もちろん楽しいです。

でもそれだけじゃなく、こんなふうに今まで知らなかった文化を体験できるのも、醍醐味のひとつ。そのことを改めて実感したお祭りでした。モーモー!

撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch